症例紹介
今日は左上顎345部のGBRを行いました。
左上345部(矢印)はCT撮影の結果、歯槽骨の幅が狭いことが確認されています。
フラップを剥離してみると、やはり歯槽骨幅が狭く、最も狭いところでは歯槽頂部で幅2ミリ程度でした。
GBRの最初に、3本のテンティングスクリューを骨面に打ち込みました。
続いて、骨補填剤を歯槽骨の頬側面に乗せて行きます。
最後にCGFメンブレンを3枚使用して補填剤をカバーしました。
減張切開を加え、粘膜骨膜弁を完全閉鎖縫合してオペ終了です。
今日はボーンアンカードブリッジのセカンドプロビを装着しました。
上顎無歯顎のボーンアンカードブリッジのケースです。
セカンドプロビの目的は、マテリアルはレジンだけれども形態はファイナルレストレーションと同等のものを装着し、審美的な満足を得られるかどうかを見ることです。
上顎の顎堤は唇側(頬側)から口蓋側に向かって高度に委縮しており、完全な顎堤と歯との移行形態を再現させる事は不可能です。
この条件下では、十分審美的なプロビジョナルブリッジが作製されたと思います。
今日は左下顎臼歯部のフラップオペをしました。
左下6と左下7との歯間部は、根尖近くまで骨吸収が認められます。
フラップオペ(FOP)中の術部咬合面観。
最後に頬側と舌側の骨壁で囲まれたスペースに骨補填剤を充填しました
術後デンタルXP。
今日は日本歯周病学会第2日目です。
また、インプラント周囲ポケットの測定において、24%のケースで上部構造をはずして測定した方が、外さないまま測定するよりも深くなるそうだ。また、上部構造の固定法に関して、セメント固定式はセメントの取り残しによる炎症(“セメンタイティス”と教授は呼んで笑っていた)を引き起こす可能性があることが最大のリスクと考えられる。だから、スエーデンではインプラントはほとんどのケースでスクリュー固定式なのだそうだ。
今日は東京で開催された日本歯周病学会に参加しました。
前日の夜遅く錦糸町の駅近くのホテルに入ったのですが、翌朝窓を開けてびっくり。
東京スカイツリーが眼前に迫っていました。
ここはスカイツリーにアクセスするのに便利なホテルの様です。
午前中は鶴見大学歯学部教授 花田信弘先生の特別講演を聴きました。「口腔衛生学と歯周病学との融合:歯根膜細胞とバイオフィルムのクロストーク」という演題でしたが、とてもよかったです。歯根膜細胞がいかに重要であるか、ということが主題でしたが、それに関して口腔と全身との関連性に関する多くの有益な情報が満載でした。
今日は左下6相当部のインプラントに上部クラウンをセットしました。
本日、装着所定のセラモメタルクラウンはスクリューリテイン方式。
口腔内に装着したところ。
装着時デンタルXP撮影。
本日は左上67にアストラテックインプラントを植立しました。
以前に抜歯後、GBRを行った左上67相当部に、本日、アストラテックインプラントを2本植立しました。
術後パノラマXP
今日は右上76にセラミッククラウンを装着しました。
本日装着するジルコニアボンドクラウンです。
本日装着する支台歯。
装着した右上76ポーセレンジルコニアボンドクラウンです。適合はよいです。
今日は右下64インプラントにブリッジを装着しました。
本日、インプラントに装着するブリッジはスクリューリテイン方式です。
アストラテックosseospeedインプラントのプラットホームに接続されたユニアバットメントの咬合面観。
ブリッジがネジ留めされ、アクセスホールがコンポジットレジンで封鎖された状態。
同ブリッジのメタルフレームを試適した際に撮影したデンタルXP。
今日は左上2の抜歯後、ソケットプリザベーションをしました。
左上唇側歯肉にはフィステルが見られます。
矢印が破折部分。
そこで左上2を抜歯しました。
後続の補綴治療として、ブリッジとインプラントの二つの選択肢があります。