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2012年2月

今日は下顎前歯6本にセラミック冠を装着しました。

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1  支台歯の状態です。

右下3はストローマンインプラントのソリッドアバットメント、それ以外はすべて失活歯です。

 

 

 

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 2  右下3、右下21(連冠)、左下12(連冠)、左下3の4ピースのセラミッククラウン(ジルコニアボンド)がラボから届けられてきました。

 

 

 

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3  それぞれのセラミック冠を装着したところです。
支台歯が失活歯なので、歯頸部は天然歯に比べるとややダークな色調ですが、それでもメタルに比べるといい感じです。
マージンはペリオ的配慮から、歯肉縁下に入れていません。
 
 
 
 
 
 

今日も歯根破折に遭遇しました。

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1  左下5が歯根破折を起こしています。 

 

 

 

 

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 2  歯根破折の原因として、左下67の大臼歯が欠損していること、左上3と左下4が交叉咬合であることより、咀嚼運動、あるいはブラキシズムにおいて左下45に歯軸以外の力が過大にかかっていた可能性が考えられること、さらに左下5は失活歯であったこと、等が考えられるのでしょうか。

 

 

 

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3  咬合機能の回復として左下5を抜歯後、左下567にインプラントを埋入することが考えられますが、左下67の歯槽骨幅が狭小であることが問題です。

骨幅を増大させる方法としてGBRがファーストチョイスでしょうか?あるいはそれ以外のボーンオーグメンテーションがいいでしょうか?
 
 
 

今日はサンメッセで開かれたアストラテックインプラントの講演会に行って来ました。

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  本日、午前10時から午後4時まで、サンメッセ香川特別会議室で、「オッセオスピードインプラントの臨床」と題したアストラテックインプラントの講演会が開催されました。
 
  講師は東京都で御開業の寺西邦彦先生です。
昨年8月に発売されたオッセオスピードインプントの特徴と使用法についての集中的講義を聞くことが出来、有意義でした。 

 

 

今日は半年前にGBRを行った上顎前歯部のCT撮影をしました。

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1  本日現在、右上21、左上1は歯が欠損しています。 

 

 

 

 

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 2  同部の口腔内の状況です。

 

 

 

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3  同部は、半年前には歯槽幅が狭小でした。 

 

 

 

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4  そこでGBRを行いました。

 

 

 

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 5  本日のCT撮影では、黄色の破線の部分に骨増量が見られ、 唇側の歯槽骨幅が増加していることが確認出来ました。

径3.5mmインプラントの植立をシミュレーションすると、唇側に十分な骨幅が確保できています。
 
 
 
 
 

今日は右下顎7番のポーセレンのチップの原因について考えてみました。

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1  右下⑦6⑤に装着したハイブリッドポーセレンブリッジの7番の咬合面の頬側遠心咬頭のチップが発生しています。

二年半前に当院で装着したのですが、最近、チップが発生して当院を再診されたものです。

 

 

 

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2  チップの原因を探るため、丸山剛郎先生考案の世界で唯一咀嚼運動を再現できるマスティキュレーター咬合器に模型付着してみました。 

 

 

 

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 3  顎運動分析の結果、左側臼歯部で咀嚼した時に、作業側である左側上下臼歯の咬合面が接触する以前に、非作業側である右下7番頬側咬頭が、右上7番の口蓋側咬頭と接触していることがチップの原因ではないかと考えられました。

 

 

 

 

 

今日は先日(1月26日)行った歯冠長延長術の経過観察をしました。

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 オペ後、約1カ月近くになります。

根面カリエスが術前に比較して、少し縁上に移動したように見えます。  
 
 
 
 
 
 
 

今日は歯根破折に遭遇しました。

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1  本日、右下5の痛みを訴えて初診でお見えになった患者さんのデンタルX線写真です。

右下⑦6⑥5④のブリッジの中央の支台歯(右下6の近心根?)が根破折をきたしています。残念ですが、破折している以上、抜歯以外に治療法はありません。 

 

 

 

 

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 2  このような状況で発生する欠損に対する補綴の第一選択はインプラントでしょう。

ブリッジではスパンが長くなり過ぎ、支台歯の負担が過大となり好ましくありません。
デンチャーにしても30代の若さでは気の毒です。
インプラントの価値が発揮される好例です。 

 

 

 

今日は歯周病の患者さんに歯周外科手術の適応があることを説明しました。

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1  この患者さんの左下6の近心には垂直性骨欠損が見られます。

歯周外科手術の適応があることを患者さんに説明しました。

 

 

 

 

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 2  と同時に、咬み合わせの改善についても検討を要することを併せて説明しました。

この垂直性骨欠損と咬み合わせとは無関係ではないと思えるからです。
切端咬合であり、左側の上顎犬歯は下顎の第一小臼歯と交叉咬合になっています。

 

 

 

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3  側方のガイダンスが喪失しているということは、下顎は正常の咀嚼運動から逸脱し、非生理的な力が左側6に加わり続けている状況が考えられます。 

 

 

 

今日は上顎無歯顎インプラント支持ブリッジ(作製中)の試適をしました。

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1  上顎の咬合基礎床に配列された人工歯排列です。  

 

 

 

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2  同じく、下顎の人工歯排列です。

下顎は欠損部位が臼歯部のみの部分床義歯です。  

 

 

 

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 3  通常の義歯作製と同様ですが、実は今回の試適は、上顎にこのようなコーピングを用いてインプラントの精密印象を行った後、インプラント支持の固定性ブリッジを作製している途中のプロセスです。

これからワンピースのメタルフレーム上に人工歯が乗せられたボーンアンカードブリッジ(スクリュー固定式ブリッジ)が作製されていきます。 

 

 

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4  試適の結果、いい状態で咬み合っていることが確認出来ました。

前回の咬合採得は、適切に行われていたようです。
 
 
 
 
 
 

今朝の高松は雪が積もっています。

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1  今朝は日曜日だけど出勤です。

途中、栗林公園の正面入り口前から眺める紫雲山の雪景色が本当に美しいので、カメラに収めました。

 

 

 

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 2  この後、オフィスに一日こもり、歯科医師会学術部の仕事である、“放射線被曝の基礎知識”の小冊子の原稿を完成させました。 

 

 

 

 

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