2011年12月
今夜は大晦日です。年越しうどんを食べた後、近所の八幡さんに初詣に いきました。
NHKの“ゆく年くる年”の冒頭のシーンを見た後(いつもにぎやかな紅白歌合戦の会場から、静寂な場所への突然のシーンの移動の見事さに感心してしまいます)、近所の八幡さんに初詣に出かけました。
食い意地のはっている私はお餅とうどんを頂き、参拝後、帰り道の境内で、さらに樽酒と善ざいの“お接待”も頂いてしまいました。
今夜は中山歯科クリニックの忘年会です。
今年の当院は、夏以降、レギュラースタッフの川田さんと松本さんの二人がそれぞれ妊娠と育児という理由でダブルで長期休暇をとることになり、大ピンチでした。でも、臨時のスタッフとして三谷さん、諏訪さん二人を迎え入れ、なんとか体勢を立て直しつつあります。
会場は“レガーロ”というお洒落なレストランです。
途中、いろいろ出てきましたが省略、山場はステーキです。とてもおいしかった。
最後にコーヒーとスイーツでおしまい。
今日は右上顎小臼歯の歯根破折に対して、抜歯後即時インプラント埋入を行いました。
右上4は歯根破折を起こしていたので抜歯しました。
抜歯窩に対して、直ちにアストラテックインプラント(オッセオスピード)を埋入します。
抜歯窩の骨壁とインプラント側壁とのわずかのギャップをハイドロキシアパタイトで補填し、歯頸部の軟組織の若干の不足に対しては、“テルダーミス”を充填して緊密にスペースを封鎖します。
最後にシェルでインプラント上部を保護してオペ終了です。
今日は右上顎小臼歯にオールセラミック冠を装着しました。
今日、装着したオールセラミック冠はゼノテックシステムから創り出される“ゼノスタークラウン”です。
ジルコニアは白いため審美性に優れ、ブラックマージンを防ぎ、歯肉縁下からの歯肉の色を明るくします。
右上5にゼノスタークラウンが装着されました。
ジルコニアは、金属イオンの溶出がとても少なく、アレルギーの心配が大きく軽減されます。
今日は二本の右下顎臼歯にオールセラミック冠を装着しました。
このように支台歯形成された二本の生活歯に、オールセラミック冠を装着します。
今回装着するオールセラミック冠は、イボクラービバデント社のe.maxという加工システムから創り出されるもので、二ケイ酸リチウムガラスセラミックから出来ています。
オールセラミック冠にもいろいろ種類があり、ジルコニアで作製されるクラウンの特徴は、フレームの外側に盛られたセラミック強度が80~120MPaと弱いことです。
天然歯に近い風合いを持つ美しいクラウンが装着されました。
今日は無歯顎上顎にインプラントオーバーデンチャーを装着しました。
上下顎にはこのようにストローマンインプラントが植立されています。
粘膜面のインプラント表面にはキーパーと呼ばれる磁性金属が装着されています。
上顎の義歯内面にもインプラントと向かい合う面にマグネットが取り込まれています。
このような形で、上下顎にインプラントオーバーデンチャーが装着されました。
今日は以前作製した右下顎34のセラミック冠を再再製するための再再印象を行いました。
以前作製したセラミック冠を一定期間使用して頂いたのですが、舌の感触不良を訴えられたため、撤去した後再製しました。
舌側の冠辺縁の舌感不良を訴えられているため、マージンを縁下に設定しました。
印象採得時の支台歯の咬合面観
シリコン精密印象(インプリント‐Ⅲ)
今日はインプラント植立の術前診断の目的で、CTテンプレートを装着してCT撮影を行いました。
インプラントは無歯顎の上顎と、右下顎臼歯部への植立を予定しています。
CT撮影時、模型上で作製された最終補綴物がイメージできるようなテンプレートを口腔内に装着します。
今日は右下顎臼歯のポーセレンメタルボンド冠のフレーム試適をしました。
今朝は地元のデンタルラボ・ アートアンドサイエンスより右下765の天然歯に装着するメタルボンド冠のメタルフレームが届けられました。
メタルフレームを作製するための作業模型です。
フレームと支台歯との適合はピッタリでした。
今日は上顎のインプラントに装着したフルアーチのプロビジョナルブリッジを外して、インプラント周囲粘膜の状況を観察する機会がありました。
本年7月20日に即時荷重で、上顎の6本のアストラテックインプラント上にボーンアンカードタイプのプロビジョナルブリッジを装着しています。
今回のフルアーチのプロビジョナルブリッジはこのようなスクリュー固定式ですから、撤去はいたって容易です。
ブリッジを除去してみると、インプラント周囲歯肉はいたって健康でした。