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院長ブログ

再開準備の日々

 10月5日の自院での診療再開に向けて準備の日々を過ごしている。ユニットの作動試験を手始めに、必要な物品と不必要な物品の分別、そして必要な物品の新しい配置場所の決定、不足している物品の発注などはベーシックな準備活動だが、そのあたりからやり始めた。

 ところで、リニューアルで何が変わるのかというと、CTやマイクロスコープ、セレックなどの高額医療機器の導入などのハードではない。ソフトだ。先ず人員の刷新。スタッフは全員25歳以下で自分以外は超若い。みんな経験はないが、よい素質を持っているので、育てる楽しみが満ち溢れている。良いチームを作りたい。次に、診療の内容。つまりシステムだ。これまで以上にカウンセリング重視の方針でいく。全初診患者に必要な口腔内診査後、カウンセリングを行っていく。これまで以上に、齲蝕と歯周病の予防をベースとした診療スタイルを前面に打ち出していきたい。自分自身もDHといっしょにスケーリングやSRPを行う予定だ。インプラント・ペリオ重視の治療から、インプラントは当然今後もやっていくが、予防重視の下でペリオも、エンドも、義歯も、ブリッジも、セラミッククラウンも、コンポジットレジン充填も、みな均等に、総合的に治療していきたい。また、カルテコンなどはこれまで机上において椅子に座ってのんびり入力していたが、今回からは立って入力するようなレイアウトにした。機動的に動き回るためだ。新規導入した機器はあまりないが、しいていえば位相差顕微鏡。齲蝕や歯周病は細菌の感染症であることは常識ではあっても、細菌の脅威を実感している患者さんは多くない。だからビジュアルに訴えることにした。

 というわけで、毎日、新しいスタッフと一緒に、ワクワクしながら新しい日々を迎える準備をしている。

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 写真は、一人で撮影する口腔内写真を相互に練習しているところ。

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