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2014年4月

今日は狭小な歯槽骨の左上345部にインプラントを植立、同時GBRを行いました。

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 左上345の歯の欠損部の歯槽骨は幅が狭小ですが、本日、そこに2本のストローマンSLActive インプラント、 径3.3 , 8mm を植立しました。

インプラントの頬側上半分は骨面から露出しました。

 

 

 

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  続いて、インプラント周囲にFDBAを補填しました。

 

 

 

 

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 そして、チタン強化PTFEメンブレンで骨補填剤をカバーします。

 

 

 

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 さらに気やすめかもしれませんが、PTFEメンブレンの露出防止を目的に、CGFメンブレン4枚をPTFEメンブレンの上に重ねて置きました。

 

 

 

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 最後に、減張切開を十分に加え、テンションフリーで粘膜骨膜弁を閉鎖縫合することを心がけました。

 

 

 

 

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  術後のパノラマXPです。

 

 

今日は左上顎臼歯部の抜歯と、完全自己血由来フィブリン膜を用いたソケットプリザベーションを行いました。

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 左上4567は保存不可と判断し(程度のひどいウ蝕と根破折のため)、抜歯したのちインプラントを植立する治療計画を立てました。

 

 

 

 

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 本日、抜歯した左上4,5,6,7です。

 

 

 

 

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 すべての抜歯窩には多量の不良肉芽が充満していたので、時間をかけてこれを徹底的に除去しました。

 

 

 

 

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 各抜歯窩の口蓋側の壁はかなり根尖近くまで吸収が進んでいましたが、頬側壁及び槽間中隔が温存されていたのはラッキーでした。
 ある程度垂直的ディメンジョンは維持できると判断し、完全自己血由来フィブリン膜を用いたソケットプリザベーションを行うことにしました。
 骨補填剤としてFDBAを抜歯窩に補填した状態です。
 
 
 
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 次に、骨補填剤の表面を自己血由来フィブリン膜でカバーします。

そして、フィブリン膜が容易にはがれない様、周囲粘膜に縫合してオペを終了しました。

 

 

 

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 最後に抜歯窩に確実に骨補填剤が補填されていることを確認したデンタルXPです。

 

 

 

 

 

 

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