症例紹介
今日は上顎前歯から小臼歯にかけての暫間固定をしました。
本日は、歯周病のために歯槽骨による支持を失って動揺している歯をスーパーボンドで暫間固定しました(矢印)。
本ケースでは、歯周病の初期治療はすでに完了しており、すべての部位の歯周ポケットは3ミリ以下です。
左上67の2本のインプラントの上には連結冠を、左下67の2本の天然歯にも連結冠を装着して咬合させています。
本日は右上顎第二大臼歯頬側に埋伏している過剰歯を抜歯しました。
右のデンタルX線写真で、右上7の位置に過剰歯(矢印)が重なって認められます。
頬側の粘膜骨膜弁を切開剥離し、頬側骨を削合すると、埋伏歯の頭が見えてきました。この骨の削合もソノサージェリーで行うと実に容易です。
摘出した過剰歯。
昨日は右下54にオールセラミッククラウンを装着しました。
昨日、ジルコニアボンドセラミッククラウンを装着した右下54の支台歯は失活歯でした。
本日装着するジルコニアボンドクラウンです。
右下54にセラミッククラウンが装着されました。
ところで右は、治療途上にあるこの症例のパノラマX線写真です。
今日は左下顎臼歯部に2本のインプラントを植立しました。
本日、インプラント植立を予定している左下67の術前撮影したCT画像です。
通法に従い、アストラテックOsseospeedTx インプラントを植立しました。
本日は、手堅くオープンフラップ法で植立しました。
インプラントにヒーリングキャップを装着した後、歯槽骨面をカバーするためにCGFメンブレンを作製しました。
2枚のCGFメンブレンを重ねて、ヒーリングキャップの部分を穿孔し、ラバーダムのようにインプラントの上に蔽いかぶせてインプラント周囲の歯槽骨をカバーしました。
術後デンタルX線写真。術後の痛みはほとんどありませんでした。
今日は下顎隆起形成術をしました。
今年の1月に行った左側の下顎隆起形成術に引き続き、今回右側下顎隆起の形成術を行いました。
まず、粘膜切開を加えて骨隆起を露出させます。
続いて音波サージェリー(コメットソノサージェリー)で下顎骨内面から骨隆起を切離します。
音波サージェリーは非常にスムーズに骨を切りだせますからストレスがありません。
下顎隆起形成術が完了したところ。
今日は左上2の歯根破折を発見しました。
今日は右下6を抜歯後、CGFを用いてソケットプリザベーションを行いました。
右下6の歯根周囲骨は、歯頸部から根尖までび慢性に吸収しており、保存不能と判断して抜歯しました。
同部の抜歯後の状況です。
続いて抜歯窩にAFGで粘度を与えた人工骨を充填しました。
その表面にCGFメンブレンを5枚重ねて置きます。
5枚重ねたCGFメンブレンで留置した人工骨をカバーしています。
術後のデンタルXP。
本日はアイリッシュイベントin高松に参加しました。
本日は春分の日で仕事はお休みです。
オフィスで話しきれなかった新しいホームページのアイデアのことを、ギネスを飲みながら語りました。
仕事のこと以外にも多くのことを話しました。
今日は右上4にジルコニアミリングクラウンを装着しました。
本日は右上4にジルコニアミリングクラウンを装着します。
ジルコニアミリングクラウンとは、ジルコニアブロックをCAMで削り出して歯の造形を行うクラウンです。
クラウンが装着された状況。
今日は高松市歯科医師会の学術講演会を開催しました。
本日は、高松市歯科救急医療センタで、平成24年度第3回高松市歯科医師会学術講演会が開催されました。
小林先生の20年にも及ぶ長期の経過観察によれば、注意深い根管治療で一旦治癒したように見えても、10年経過した時点で根尖病巣が再発するケースが結構あることより、消毒剤で細菌を消滅させる事は困難と思われ、むしろ洗浄を徹底することで細菌量を減らすことを狙う方が合理的である、というコンセプトを披露されました。
天然歯で咬むことの意義は絶大です。