2014年6月
今日は左上4インプラントにプロビジョナル冠を装着しました。

本日、インプラントに装着するCAD/CAMで製作されたアバットメントです。
インプラントフィクスチャーと接続する部分はメタルで、それ以外の部分はジルコニアです。

ジルコニアアバットメントが口腔内のインプラントに接続されました。

アストラテックインプラントにジルコニアアバットメントが接続された状態のデンタルエックス線写真です。

アバットメントに装着しているのはプロビジョナル冠です。
1~2カ月後にファイナルのセラミック冠を製作する予定です。
今日はインプラント周囲炎でインプラントを撤去した部位に、再度インプラントを植立しました。

他院で受けたインプラント治療がインプラント周囲炎を起こして脱離し、再インプラント治療を希望して当院を受診されたケースです。
左上6相当部のインプラント(矢印)は周囲骨が完全に炎症性の吸収を起こし、ブリッジと共に脱離した状態で本年2月に当院を受診なさいました。(矢印)

本年3月、脱離したインプラントの窩洞を徹底的にソウハ後、骨補填材を補填しGBRを行いました。

約3カ月が経過し、今回、同部に再度インプラントを植立する運びとなりました。
ストローマンインプラント RN 径4.1 長さ10ミリをフラップレスで植立しました。

埋入時に少量の骨補填材をサイナス底部に補填し、同時にサイナスエレベーションを行っています。
今日は歯根破折を起こした右上5を抜歯し、即時にソケットプリザベーションを行いました。

このメタルコアが装着されている歯の歯根は破折しています。
たとえ、デンタルXP で破折線が確認出来なくても、プローブが根尖まで到達することから、歯根破折を起こしていると考えていいでしょう。

抜歯するとやはり根面に亀裂が確認出来ました。

先ず抜歯窩を徹底的にソウハします。

続いて液性CGFと混和しておいてから自己トロンビンを添加することでゲル状に調整された骨補填剤を抜歯窩に補填します。

さらに抜歯窩に適合するように適切な大きさにトリミングしたCGFメンブレンを6枚重ねて骨補填剤をカバーします。

最後にメンブレンを周囲粘膜に縫合して処置を終了しました。

術後デンタルエックス線写真です。
今日はインプラント撤去後、GBRを行いました。


フラップを開け、インプラントを撤去したところです。
インプラントを新たに入れ直すための前処置として、GBRを行うことになります

骨面を徹底的にソウハしたのち、CGFと混和してゲル状に調整した骨補填材(FDBA)を窩洞に補填しました。

続いて、術野に適合するようにトリミングしたCGFメンブレンを6枚重ねて補填材をカバ―しました。

さらに、その上にチタン強化型PTFEメンブレンを被せて垂直的な圧力に抵抗するように補強しました。

最後にフラップを復位し、閉鎖縫合しました。

今日は臨床歯周病学会2日目です。

2日目の午前中は、イタリアの著名な歯周病専門医であるMaurizio Tonetti 先生の歯周再生療法に関する特別講演を拝聴しました。
権威ある学術誌Journal of clinical periodontologyのエディターとしても有名なTonetti先生は、自身も二カ月に一回のペースで積極的に論文を量産しています。
しかも、それらの論文は非常にインパクトのあるものばかりです。

今日はスタッフと一緒に名古屋の臨床歯周病学会に参加しています。



二次会は栄地区のバーで中山歯科クリニックと浮田歯科医院の両方のスタッフと楽しく語ることができました。
今日はインプラントオーヴァーデンチャーを目的として2本のインプラントを植立しました。

本日のインプラント植立も、CTガイドサージェリーです。

右下6相当部、および下顎前歯正中部に1本ずつ、計2本のストローマンインプラントRN SLAサーフェス、径4.1、長さ8mmを埋入しました。


ストローマンインプラント埋入時の術中デンタルエックス線写真。
適切な深度に埋入されています。
今日は左上45に二本、アストラテックインプラントを植立しました。

本日は最小限のオープンフラップ法で、インプラントポジションを直視で確認しながらインプラントを植立しました。
今日のケースの骨幅は、頬側と口蓋側にそれぞれ1ミリの水平性骨支持がぎりぎり確保できるケースだったので、ポジショングには凄く気を使いました。

術後のパノラマエックス線写真。
アストラテックインプラント osseospeedTX 径3・5および4.0、長さ11ミリが適正に植立されました。
今日は左下56に二本アストラテックインプラントを植立しました。

本日の埋入術式はCT guided surgical stent を用いたCT guide surgeryです。


五年前に反対側64部にインプラントを植立していただき、以後、快的に食べられているそうで、そのために今回、再度インプラントをご希望されました。本当にありがたいことです。

今日はワーファリンを服用していらっしゃる患者様の血液からCGFを遠心分離しました。

今日、ワーファリンを飲んでいらっしゃる患者様の半埋伏智歯の抜歯をしました。
止血目的に抜歯窩に詰める材料として、自己血液から採取したCGFを遠心分離して採取しましたが、いつもの様なプルプルしたフィブリンではなく、液状のものが混入した不完全なグルが採れました。
ワーファリンは血液凝固を確かに阻害していることがわかります。
