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症例紹介

本日は右下顎臼歯部にインプラントを2本植立しました。

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  本日のインプラント植立部位は右下76です。

  本日のポイントは下顎管の損傷に気を付けることです。

 

 

 

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   術前のCTで、右下7相当部の歯槽頂と下顎管までとの距離はあまり長くなく、通常の長さのインプラントを使用すると下顎管損傷の危険があることがわかっています。

 

 

 

 

 

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   そこで、オープンフラップ法で安全確実に歯槽骨レベルを直視しながら、インプラントを植立しました。

 右下7相当部はアストラテックosseospeed TXインプラント長さ6ミリ、右下6相当部は9ミリです。

 

 

 

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   術後のパノラマXPです。

 インプラントと下顎管との距離は十分に保たれています。
 翌日の経過観察では、術部の痛みや腫脹、知覚以上はありませんでした。

今日は先日インプラントを植立した創部の経過を観察しました。

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 2月8日に上顎前歯部にインプラントを植立した際の、フラップを閉める直前の状態を撮影した写真です。

インプラントの上にFDBAを乗せ、CGFメンブレンでカバー後、粘膜骨膜弁で半閉鎖創にしてOPを終えています。

 

 

 

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  同部の本日の状態です。

露出したCGFメンブレンはある程度吸収し、FDBA顆粒が露出しています。
しかし、この顆粒は洗浄しても剥がれてくることはありません。感染の兆候もなく、炎症も認められず、経過良好です。
CGFを用いたオープンバリヤメンブレンは有効の様です。

 

今日は2週間前にCGFをオープンバリヤメンブレンとして使用したケースの経過観察をしました。

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 2週間前に左上6を抜歯し、FDBAとAFGを混和した補填材を抜歯窩に補填後、CGFメンブレンを補填部に被せ、そのまま縫合したケースの経過観察を行いました。

 

 

 

 

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 膜を意図的に露出させるオープンバリヤメンブレンテクニックです。

 

 

 

 

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  本日の術部です。

CGFメンブレンは吸収してFDBAの粒子が露出していますが、この粒子は洗浄しても剥がれてくることはありません。FDBA量も減っていないし、臨床的には十分、いけていると思います。

本日は大阪の画像診断クリニックでPET-CTとMRIのメディカルチェックを受けました。

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 今日は第4水曜日なので、診療はオフ。

ここ数年間、ハードスケジュールが続いていたので、メディカルチェックを受けに大阪都島区の画像診断クリニックにやって来ました。
PET-CTとMRIの画像診断を受けるのがその目的です。
この何年間、ずっとバタバタしてきたけれど、今のところ体調はいいし、気力も十分なので、多分どこも異常はないとは思います。
でも、96歳まで現役の歯科医師として働き、100歳まで青春したいから、ここいらへんで腫瘍や血管系の重大異変がないかチェックを受けようと思います。
 
 

 

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 それと、一度、自分の脳のMRI画像を見てみたかったという願望があります。

どこか人と違ったふうに感じたり、行動したりしてしまうアスペルガ―気味の自分の脳は、どこかの組織が欠落していたりするのかな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今日は二人の患者さんの大臼歯にジルコニアクラウンを装着しました。

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 セラミックとは、広い意味では陶磁器をさしますが、狭い意味では基本成分が金属酸化物で、高温での熱処理によって焼き固めた焼結体をさします。

ジルコニアはファインセラミックの一種で高い靱性を持ち、セラミックナイフやはさみなどに使われています。
最近では、メタルの代わりに歯科においても歯冠修復物に応用されてきています。
本日は、このジルコニアをCAD/CAMでミリングして製作されたクラウンを装着しました。

 

 

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   装着するのは左下6です。

ほとんど歯根だけの状態に近かったのですが、根管治療後、ファイバーポストとコンポジットレジンのコンビネーションで支台築造しています。

 

 

 

 

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 ジルコニアクラウン装着後の状態です。

 

 

 

 

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  本日の2本目のケースは左上6です。

 

 

 

 

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  感染根管治療を終えて、頬側歯肉のフィステルが消失したので、上部にジルコニアクラウンを装着して歯冠修復を行います。

オールセラミッククラウンを装着する支台歯は、丸味を持たせて形成することがポイントと言われています。
接着材も一昔前よりもはるかに強力になっているので、テーパーもしっかりつけたほうがよいということになっています。正統的なプレパレーションを教える昔の教育を受けたので、テーパーを明確に付けるのは勇気が要りますが、だんだん慣れてきました。

 

 

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 装着後の状態です。

 

 

 

 

 

本日は右下⑦⑥5④にオールセラミックブリッジを装着しました。

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 本日、セラミックジルコニアボンドブリッジを装着する右下⑦⑥5④支台歯です。

 右下④のみ生活歯、他は失活歯です。

 

 

 

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  本日、装着したセラミックジルコニアボンドブリッジ。

内面はCAMでミリングしたジルコニアフレーム(真っ白)、外面はジルコニアに融合させたセラミック(自然な歯の色)です。

 

 

 

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  支台歯へのフィットは良好でした。

ジルコニアの強度はメタルと同等なので、プラークコントロールと咬合管理さえしっかり行えば長期に持つと思われます。
装着後の口腔内の写真は、本日時間がなく、次回撮影となりました。

今日は右上⑥5④ストローマンインプラントにスクリュー固定式ブリッジを装着しました。

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 平成23年3月18日に歯根破折した右上④(⑦65④ブリッジの近心支台歯)を抜歯し、即日、右上⑥④にストローマンインプラントを植立しています。

 

 

 

 

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  それから1年11カ月後の本日、右上⑥5④ストローマンインプラントにスクリューリテインで装着したセラモメタルブリッジです。

これまで、インプラントの上にプロビジョナルブリッジを装着して咬み合わせの経過観察をして来ました。

 

 

 

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  インプラントの上部冠を時々はずしてインプラント周囲組織を観察したり、清掃したりしやすくするため、スクリューリテイン方式にしました。

 

 

 

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  装着時に撮影したデンタルXP。右上⑥はやや浅埋めとなっています。

ラフサーフェイスと研磨面との境目が丁度、粘膜面レベルと一致するような状況です。
インプラント頸部のプラークコントロールに留意すれば、これで問題ないと思います。

 

 

 

昨日は歯科衛生士 諏訪幸子さんの送別会をしました。

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  昨日は一昨年の12月からパートで勤めて頂いていた諏訪幸子さんの送別会を、駅前のススム酒場で行いました。

彼女には立て続けに二人の歯科衛生士が育児休業を取った穴を埋めて頂いていましたが、この度、残念ながら退職されることになりました。
これまで、長いキャリアを生かして頑張って頂き、本当にありがとうございました。いつまでもお元気でお過ごしください。感謝! 
 
 

今日は左上6を抜歯後、ソケットプリザベーションを行いました。

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  動揺している左上6をインプラントに置き換える計画を立て、本日、同歯を抜歯しました。

 

 

 

 

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 早い機会にインプラント植立を行いたいので、抜歯と同時に抜歯窩の骨補填を行いました。

補填材はFDBAとアパセラムAXを1:1に混合したものを用いています。

 

 

 

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  補填材の表面にCGFメンブレンを4枚重ねて留置し、cytoplast sutureで縫合して処置を終了しました。オープンメンブレンテクニックということになります。

本日の骨の残存状況から判断すると、即時インプラント埋入も可能だったかもしれません。

 

 

 

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   術後のデンタルXPです。

 

 

 

 

 

今日は下顎前歯部の歯の欠損部にブロック骨移植をしました。

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 左下12部は重度の歯周炎で歯を喪失した結果、歯槽骨を大きく失っています。

 

 

 

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  歯槽骨幅は約5ミリとインプラントを植立するには十分ですが、高さが不足しているため、ブロック骨移植をすることにしました。

 

 

 

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 ブロック骨を右側下顎臼歯部の骨体部のエッジの部分より音波サージェリーで採骨し、前歯部に移植しました。

切り出されたブロック骨はトリミング後、径1.6ミリ、長さ12ミリのスクリューで固定しました。

 

 

 

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  続いて、ブロック骨と受床骨との隙間や、ブロック骨の表面に人工骨を補填しました。

 

 

 

 

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 さらに骨補填材をCGFメンブレンで被覆します。

 

 

 

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 最後に減張切開を加えて粘膜骨膜弁を復位し、閉鎖縫合してオペを終了しました。

 

 

 

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 術後のデンタルXPです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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