2012年2月
今日はインプラント治療について、3回目の詳しいカウンセリングをしました。
1 この方の上顎の残存歯はすべて高度の歯周病(P4)で、動揺が著明です。
2 本日、インプラント手術は合理的なプロセスを踏めば、安全に行うことが出来ることを説明させて頂きました。
今日は上顎のフラップオペをしました。
左上3の歯頸部の周囲の骨はクレーター状に吸収しています。
今日は下顎臼歯部にアストラテックインプラントを植立しました。
1 いつものように術前に、CT画像上で植立のイメージをつかんでおきます。
2 CTで解剖学的状況がしっかり把握出来ている限り、フラップレスでアプローチしても安全です。
3 問題なくインプラントが植立されました。いい位置にインプラントが置かれています。
4 術後のデンタルXPです。
今日は天然歯にセラミック冠を装着しました。
1 一番目の患者さんは、右下4番にエンプレスクラウン(e-max)を装着しました。
2 矢印の歯がセラミック冠です。
3 二番目の患者さんは右上4番です。
4 後ろの5番にはゴールドインレーが装着されています。
本日の午後はサイナスリフトを行いました。
1 左上顎洞底は歯槽頂に接近しており、CT画像上のシミュレーションでも明らかなように、このままではインプラントを植立出来ません。
2 通法に従い上顎洞底を挙上しました。
3 骨補填材を補填する前に、挙上されたシュナイダー膜面に“バイオメンド”と“テルダーミスを”あてがいました。
4 骨補填材として、アパセラムAXとオスフェリオンを1:1に配合したものを用いました。
5 術後のパノラマXPです。
今日は広島のシロナのセミナーに参加しました。
1 会場は広島市平和公園にある国際会議場です。
2 株式会社シロナ主催で、歯科医院経営の成功事例を研究する勉強会が開催されました。
3 会場の後ろには“セレック”が置かれていました。
今度のセレックは抜群に精度がよくなったそうです。
4 “ガリレオス”のシステムも紹介されていました。
今日は上顎臼歯部のフラップオペをしました。
1 右上6と7の歯間部に深いポケットが存在します。
2 フラップを開けてみると、X線写真よりも骨吸収の度合いが強く、右上6の口蓋側はほぼ根尖近くまで吸収していました。
3 粘膜骨膜弁を復位縫合してオペ終了です。
今日は無歯顎の即時荷重インプラントを成功させました。
1 術前の上顎は完全な無歯顎です。
2 術前CTデータをもとに、アイキャット社製ランドマークシステムを用いて、あらかじめインプラントを植立をする部位のイメージを把握しておきました。
3 アイキャット社から、CTデータに基づいて作製されたこのようなサージカルガイドが届けられました。
4 このサージカルガイドを正確に粘膜に適合させたうえで、一気にドリリングしていきます。
5 左上6は上顎洞底が接近しているため、ソケットリフティング併用でインプラントを植立していきます。
6 フラップレスで、アストラテックインプラント“オッセオスピード”を次々と植立していきます。
7 このような形で7本のインプラントが植立されました。
8 続いて、各アバットメントにブリッジシリンダーがスクリュー固定されていきます。
9 ラボにて事前にあらかた用意されていたこのようなテンポラリーブリッジのフレームを、これから口腔内に装着します。
10 事前に用意されたレジンフレームを、即重レジンを介して、ブリッジシリンダーと一体化させていきます。
11 このような即時荷重用テンポラリーレストレーションの作製は、アトリエココロの浜崎テクニシャンの活躍によるものです。
12 テンポラリーブリッジ作製から2時間後、上顎にこのようなテンポラリーブリッジを装着することが出来ました。
今日は左下顎臼歯部にアンキロスインプラントを植立しました。
1 本日はフラップレスでインプラントを植立しました。
2 いい位置にインプラントが植立されました。
3 術前にアイキャット社製ランドマークシステムで植立をシミュレーションできるので、安心してフラップレスで植立できます。
4 術後のデンタルXPです。
本日は上顎無歯顎インプラントブリッジの咬合採得を行いました。
1 上顎は総義歯と同様に、ロウ堤を準備します。
2 一方、下顎は、部分床義歯を同時作製しますので、通法に従い、咬合基礎床を準備します。
3 中心咬合位で咬合してもらって、咬合高径がプロビの状態と変化しないように配慮します。
4 通常の義歯作製の際と同様の方法で、咬合採得を行いました。