ホーム>院長ブログ>2011年3月

2011年3月

今日はインプラント埋入の際に使用するサージカルガイドを作製する目的でCT撮影をしました。

20151100246.jpg

 

 上顎は完全に歯がない状態、下顎は臼歯部が歯がない状態のケースで、上下顎のインプラント植立を計画しています。

 

 

 

 

20151100259.jpg

 

 このようなアクリルレジン製のCT撮影用テンプレートを口腔内に装着してCT撮影します。

 

 

 

 

20151100310.jpg

 

  CT撮影用テンプレートは顎の形を写し取った石膏模型上で作成されます。

 その際、インプラント植立を想定した部位に孔をあけ、それをストッピングで封鎖しておきます。

 

 

 

20151100321.jpg

 

  このようなテンプレートを口腔に装着してCTスキャンすると、CT画像上でストッピングの位置が描写されます。

 これが顎骨に対するインプラント植立予定部位のマーキングの位置と方向の確認を助けます。
 
 たとえば矢印の方向の断面像を以下に示します。

 

 

20151100333.jpg

 

  左上7相当部のオルソラジアル断面像です。あらかじめ石膏模型上で想定したテンプレーでトの埋入予定部位は残存している歯槽突起のほぼ中央と一致しています。

 
 この画像から歯槽突起は吸収して高さが著しく減少しており、歯槽頂の位置も内側(鼻腔側)に移動していることがわかります。

 

 

 

20151100346.jpg
 左上5相当部のオルソラジアル断面像です。想定した植立部位のマーキング(ストッピング)はやや内側過ぎることがわかります。
 
 植立が可能な位置にストローマンスタンダードインプラント(径4.1、長さ8mm)を植立した場合のシミュレーションを黄色のインプラントの絵が示します。

 

 

 

今日は昨日の口腔前提形成術の経過観察をしました。

20151100732.jpg
 昨日、切りっぱなしにした創面です。
 ほとんど痛みは訴えられていません。きれいな傷です。
 
 切り離した粘膜弁の切断端が同じ部位で再付着しないように、風船ふくらまし運動を一日に何回も行うように指導します。

 

 

今日は付着歯肉の不足しているインプラントケースで、CO2レーザーを用いて口腔前提形成術をしました。

20151100915.jpg

 

 左下顎6,7相当部にストローマンインプラントが植立されています。

 

 

 

 

 

20151100927.jpg
 
 インプラントの頬側は付着歯肉が不足しています。
 そこでヨシダのCO2レーザーを用いて口腔前提形成術を行いました。

 

 

 

 

20151100941.jpg

  インプラントと頬側の粘膜との境目に、CO2レーザーで切開を粘膜下組織にまで達するように加えます。

 張力を外側に加えて剥離が出来ました。
 
 これで手術完了です。このまま放置します。
 レーザー手術の創は術後痛が全くありません。

今夜は再び博多にやって来ました。

201511001213.jpg

 

 今回は高松市歯科医師会の理事の先生方と一緒のツアーで博多にやってきています。
 
 夕食は「花味鳥」という水炊きのお店で美味しい鶏料理を頂きました。

 

 

 

 

201511001223.jpg

 

 ホテルは中洲のど真ん中にあります。
 
 しかし、私は中州を徘徊することなく、すぐさま天神に移動しました。

 

 

 

 

201511001234.jpg

 

  天神のアイリッシュパブでギネスを飲み、その後は大名の「一風堂」本店でラーメンを食べて帰りました。

 
 博多に来た時は、いつもここでラーメンを食べます。

 

 

今日は上顎の片顎のアンキロスインプラントにセラモメタルブリッジを装着し、前歯にはオールセラミック冠を装着しました。

20151100164.jpg

 

 右上顎の前歯部から臼歯部にかけて5本のアンキロスインプラントが顎骨内に埋入されています。

 

 

 

 

201511001615.jpg

 

  それぞれのインプラントにチタン製のアバットメントを接続しました。

 これがブリッジを支える土台の部分になります。

 

 

 

201511001627.jpg

 

  アバットメントの接続が終わったところの正面観です。

 左上の3本の前歯にもプレパレーションが施されています。

 

 

 

201511001637.jpg

 

 

 右上に装着するセラモメタルブリッジの頬側面です。

 

 

 

201511001648.jpg

 

 

 ブリッジの口蓋側面です。

 

 

 

201511001658.jpg

 

 

  左上の3本の前歯には、それぞれ単独のオールセラミック冠が装着されます。

 

 

 

20151100179.jpg
 矢印は、歯槽骨の高さの不足により歯の長さが長くなりすぎるため、歯頸部近くの部分に歯肉色に似せたピンクポーセレンを盛っている部分です。
 
 試適時、この部分が少し歯肉を圧迫し過ぎていたのでバーで削合して、ポーセレン面と歯肉とが適度に接触するように調整しました。

 

 

 

201511001719.jpg

 

  口腔内に装着されたブリッジの口蓋面観です。

 インプラント周囲の清掃は歯間ブラシ、またはフロスで清掃して頂くように指導します。

 

 

 

201511001730.jpg

 

 

 セラモメタルブリッジとオールセラミック冠を装着したところの正面観です。

 

 

 

201511001740.jpg

 

 

 ブリッジ装着時の頬側面観です。

 

 

 

201511001751.jpg

 

 

 

 

 インプラント上のブリッジの前歯部のデンタルX線写真です。

 

 

 

 

 

20151100184.jpg

 

 

 インプラント上のブリッジの臼歯部のデンタルX線写真です。

 

 

 

 

今日はアンキロスインプラントの経過観察をしました。

201511002325.jpg
 今日のデンタルX線写真です。
 左上7相当部にアンキロスインプラントが植立されています。
 
 歯周病で歯が自然脱落した部位にGBRを行わずにインプラントを植立したので、歯槽骨頂のレベルが近心の6に比べて根尖側に位置しています。
また歯槽の幅も少し狭いケースでした。
 
 それでも径3.5mmのアンキロスインプラントを使用したのでインプラント周囲の骨量は充分です。

 

 

 

201511002335.jpg
 植立して約3年半が経過しますが、マージナルボーンのレベルが植立時と比べて全く変化していません。
 これがアンキロスインプラントに信頼を置いている理由です。
 
 右の写真はインプラント植立時のデンタルX線写真です。

 

 

今日は上顎前歯のオールセラミック冠の治療をしました。

201511002538.jpg

 

 今日は先日、左上顎側切歯に装着したオールセラミック冠の経過を診させて頂きました。
 
 咬み合わせの調子も良く、見た感じもとても自然だと喜んでくださいました。

 

 

 

201511002548.jpg

 

  e-MAXというオールセラミッククラウンを高松市内のデンタルラボ アート・アンド・サイエンスで製作して頂きました。

 オールセラミック冠は光の透過性が優れ、天然歯の質感に近いので、自然で美しい歯に仕上がります。

 

 

 

201511002558.jpg

 

  側切歯の結果に大変満足して頂けたので、左右の中切歯もやはりオールセラミック冠で治療することを希望されました。

 そこで、本日、早速左中切歯のオールセラミック冠のグロスプレパレーション(概略形成)を行いました。
 
 
 
ページ上部へ