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2011年5月

今日は上顎のボーンアンカードブリッジの精密印象をしました。

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 上顎に5本のアストラテックインプラントが植立されています。

 

 

 

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 印象採得直前のフィクスチャーの状態です。

 

 

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 各フィクスチャーにトランスファーコーピングを接続した状態です。

 

 

 

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 きれいに印象が採れました。

 

 

 

 

今日は下顎のフラップオペを行いました。

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 右下7,6にフラップオペをしました。近心の5番は舌側に転位しており、プラークコントロールが困難なので抜歯しました。
 
 これは術前のデンタルX線写真です。 

 

 

 

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  根面と骨面を十分にキュレッテージし、抜歯窩には骨補填材を充填し、ソケットプリザベーションを行いました。

 
 これは術後のデンタルX線写真です。
 
 
 
 
 
 

今日は両側下顎に4本のアストラテックインプラントを植立しました。

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 アイキャットランドマークシステムを用い、CT画像上でアストラテックインプラント埋入のシミュレーションを行いました。
 
 その結果、下歯槽菅との距離を考慮し、右下顎6番相当部はアストラテックインプラント4.0ST 、長さ11mmを安全に埋入出来ることがオペ前に確認出来ました。

 

 

 

 

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  また、右下7相当部では、アストラテックインプラント 4.0ST、長さ9mmなら安全に埋入出来ることがオペ前に確認出来ました。

 

 

 

 

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 結果として、右下顎はイメージ通りに埋入出来ました。

 

 

 

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 左下顎も同様に、イメージ通りに埋入出来ました。

 

 

 

 

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4本のインプラントが安全に埋入されました。いい感じです。

 

 

 

今日は両側サイナスリフトを行いました。

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 右上顎臼歯部の歯槽骨頂と洞底までの距離は限りなくゼロミリに近い状態でした。

 

 

 

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  左右の上顎洞粘膜と洞底とのスペースにハイドロキシアパタイトとβTCPを1:1に混合したものを補填し、上顎洞底を挙上しました。

 

 

 

今日は上顎のすべての歯を抜歯し、ボーンアンカードブリッジの準備を開始しました。

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 上顎のすべての歯は動揺しているので、抜歯してボーンアンカードブリッジの計画を立てました。

 

 

 

 

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 抜歯直後の状態です。

 

 

 

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 8本の歯を抜歯しました。
 
 1~2カ月待ってインプラント植立の予定です。 

 

 

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  本日のところは、通常の即時義歯を装着して咬合を確保しました。

 
 右下顎臼歯部ブリッジの咬合面が後方に低い為に、咬合平面の乱れが見られます。
 
 今後、下顎も両側臼歯部のブリッジを撤去し、プロビで咬合平面を再構成していく予定です。
 
 

今日は右上顎臼歯の咬合痛を訴えて受診された患者さんと出逢いました。

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 最近、右上臼歯部に咬むと痛みを感じるようになったそうです。
視診では虫歯は認められません。
 歯周ポケットを測定すると、右上8,7,6の歯間部の歯周ポケットは6ミリ以上と深く、プロービング時の出血も伴っていました。
 
 診断は、慢性歯周炎です。左下顎の臼歯に咬める歯がないことから、右ばかりで咬む傾向にあることも症状の出現と関係しているでしょう。
 
 歯周治療を積極的に展開するとともに、左下7を抜歯し、両側下顎臼歯に補綴処置を施して、しっかりとした咬合支持を与えることが解決策です。

 

今日はインプラントオーバーデンチャーの印象採得をしました。

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 上、下顎にストローマンインプラントが2本づつ植立されています。

 

 

 

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  上顎の咬合面観です。

 
 前歯部のインプラントの上にはヒーリングキャップが装着されています。
 
 マグネットアタッチメントを使用する予定はありません。 

 

 

 

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  下顎の咬合面観です。

 
 やはり、インプラントにはヒーリングキャップのみ装着されています。

 

 

 

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 上顎のシリコン印象を行いました。

 

 

 

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 下顎も同様に印象しました。

 

 

 

今日から仕事再開です。

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 いきなりショッキングな出来事に遭遇しました。
 
 左下6,7のストローマンインプラント上の連結セラモメタルクラウンが脱離し、間の悪いことに飲み込まれたそうです。

 

 

 

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  このようなセラモメタルクラウンが装着されていました。適合はよかったのですが、残念です。

 
 脱離の原因の考察として、対合歯とのクリアランスの関係で、7のアバットメントの長さが不足していたと思われます。
 
 今度再生する際は、セメントリテインからスクリューリテインに変更することを考えています。  

 

連休最後の読書は岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」(ダイヤモンド社)です。

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  ドラッカーの「マネジメント」で謳われている原理原則は、会社経営に限らずおよそ成果を出すことが求められる組織運営にあまねく適応可能である、というのがテーマです。

 しかも、マネージメントを行う人が必ずしも専門家として秀でている必要は全くない、ということが最後の方で分かります。
 
 昔から名プレイヤー必ずしも名監督にあらず、と言いますよね。
 
 ところで、開業歯科医というのは、どうしても名プレイヤーになろうとするマインドが強いのですが、マネージャーとしての自覚をどの程度持っているかによって歯科医院のありようが違ってくると思いました。
 
 そして、一番強く感じたことは、ドラッカーは優れた思想家だからマネジメントは理論が大切のように思えるけど、実はマネジメントの一番大切なことは感動で、顧客のハートを揺さぶることに他ならないのだ、と思いました。高校野球は感動を表現し易いモチーフです。マネジメントは感動だ!
 
 
 
 
 

今日の読書はやましたひでこ著「断捨離」(アスコム)です。

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 片づけ本は何冊か読んだことがありますが、それらは、1)片付けると不思議といいことが起こる、と説く不思議系、2)身辺が整っていると仕事の効率が上がる、と説く実利系、の二つのタイプに分類が出来るように思います。
 
 この本は、片づけのテクニック以外に、片づけることが精神面にもたらす効果についても言及しているのですが、不思議系ではなく、おおきくいえば哲学書系です。
 
 背景にはヨガの哲学がある様です。片づけることが生き方の変容にまで繋がる、と主張しています。
 
 自分は現世のもろもろのことに執着しないヨガ的境地にはまだまだ到達しておらず、少しでも頭脳をクールにして、平常心で、いろいろとやりたいことを全部やってしまいたい、という欲張りなところがあります。
 
 ですから、身の回りに配置するものを必要最小限のモノのみにとどめて、後は捨て去ってすっきりとしてしまうというのは、クールな頭脳と平常心につながりそうで、実践してみたいと思います。

 

 

 

 

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