当院の方針について
(私の生き方について)
自己紹介
はじめまして。中山歯科クリニック 院長の中山康弘です。私の年齢は50歳を過ぎていますが、身体はいたって元気だし、まだまだ気も若いつもりです。歳相応に振舞わなければならないという観念が欠落していて、いまでも18歳とは言わないまでも、28歳くらいの気分で生活していて、死ぬまで28歳の気分でいたいと思っています。
私が健康オタク
である理由
ところでそれは、多少とも私の努力の結果でもあります。というのは、私は健康管理にはいたって熱心で、タバコは吸わないし、食事や運動にも結構気を遣っています。そのわけは、長生きしたいからです。私は歯科医の仕事が気に入っていて、90歳くらいまでは現役でこの楽しい仕事をしたいと思っています。また個人的にもまだまだやりたい事が多く残っていることもその理由です。何故なら、私生活では失敗の多い人生だったので(私は受験に失敗しているし、離婚も一度経験している)人並みのことを成し遂げたという達成感に乏しく、それでも人生を投げ出したくないので、人生これからだという意気ごみで巻き返し、出来れば人並みのことを達成してから人生を終えたいと思っています。それには十分な残り時間が必要です。やらねばならないことがまだまだ多いので、平均寿命より長く生きねばなりません。かくして、私は健康管理に熱心にならざるを得ないというわけです。
アンチエイジング
が私のテーマ
だから、月に一回は病院に行って血糖値をモニターし、正常値の上限を上回らないように気をつけています。睡眠不足や過労、精神的ストレスは血糖値を上げ、老化に繋がることを承知していますが、今の私は人生を悔いなきものにするための闘いの真っ只中で(現在の歯科界は依然として厳しい状況にありますが、良質な歯科医療を提供する事と、歯科医業のマネジメントをきちんと両立させることに猛烈な情熱を抱いています。歯科医業は夢のある職業であることを若い人たちに知らせたい!)、多少とも無理をしているので、睡眠不足や過労、精神的ストレスは日常の友です。だからと言って、おめおめ老け込みたくないので、私は寄る年波に逆らおうとする訳です。そう、アンチエイジングが今の私の生きていく上での一大テーマです。健康でいること自体は人生の目的ではありませんが、やりたいことを達成し、人生を意味あるものにするために健康長寿が必要なのです。正確には、加齢を否定することは不可能だから、できる限りゆっくりと加齢が進むことを心掛けるスローエイジングこそが私の生き方の根本的テーマといえます。
頑張る人々を
応援したい
ところで、当院の方針ですが、私は自分と同じく、やり残したことがあったり、失敗を取り返すために再起し、まだまだ頑張りたいと思っている中高年を健康面から支えたいので、「まだまだ頑張りたい人々を健康面から支援する」が当院の方針です。健康でさえあれば人生を取り返せますし、幸福になれます。私は必要に迫られて研究した健康長寿のいくつかの方法を自分自身で実践するだけでなく、私のクリニックを訪れてくださる患者様と共有したいと思っています。そして、それは歯科医業を通じて実践することが十分可能なのです。
歯科医療は素晴らしいアンチエイジング
なぜなら、歯を清潔にし、良い状態で咬めるようにすることは、とても素晴らしいアンチエイジングの方法だからです。最近、老化は慢性炎症と考えられてきているので、口腔を清潔にし、歯周病のない、すなわち炎症病巣のない状態にしておくことは、癌や糖尿病をはじめとするあらゆる生活習慣病を予防できる、とても効果的なアンチエイジングの方法なのです。また、よい状態に歯を保ってしっかり咬めるようにすることは、認知症を予防できます。そして、脳を活性化し、気持ちを若々しく保ち、エネルギッシュに行動するための原動力を生み出します。
歯科の評価は低すぎる
今の保険制度においては、歯科は医科に比較して過小評価されており、歯科処置に対する保険診療報酬はとても低いといえます。他の先進国と比べると治療単価は10分の1だそうです。とてもおかしなことです。歯科治療によって口の中の炎症病巣を取り除き、良く咬めるようにすることで、癌や糖尿病をはじめとするあらゆる生活習慣病を予防でき、さらに認知症まで予防できるという事実がサイエンスのレベルで解明されてきています。ところが、保険制度のレベルではこの事実が評価されていません。未だに歯科医療は歯の修復の技術に過ぎないと捉えられてきた過去を引きずっているのでしょう。これは大きな誤りです。それでも泣き言は言いたくありません。
21世紀は歯科の時代と信じて
私は、21世紀は歯科の時代だと思っています。歯科は生活習慣病の予防と全身健康の維持増進に絶大な威力を及ぼします。私はこの歯科の絶大な健康面に及ぼすプラスの効果をもってして、まだまだ頑張りたいと思っている多くの中高年の方々の味方として、健康長寿を支援したいと真剣に思っています。ありったけの力と勇気と信念で、人々を幸福にするため、スタッフと共に歯科医療にまい進したいと思うのです。
治療の方針について
私達は、口腔の機能を健全に保つことは全身の健康を維持するための要であることを自覚しております。私達は、口腔の機能を健全に保つことを通じて地域住民の健康を守ることを目的とし、最新・最高の歯学による最善の医療を志向し、次のことを実践します。
1. 患者様本位 Patient Centered
患者様の利益、満足、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を最優先します。
2. 全人的歯科医療 Comprehensive Patient Care
専門の医療に偏することなく、奉仕の心をもって、包括的・人間的な歯科医療を行います。
3. 先進医療 Advanced dental treatment
日進月歩の歯学を自ら進んで研鑽し、医の倫理を遵守し、質の高い歯科医療を行います。