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グレーシーキュレットのハンドルの記号,およびルートプレーニングについて.

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 普段は衛生士さんに任せて自分ではしないけれど,土曜の午前中に限って,自分でルートプレーニングをしている.その時,グレーシーキュレットを所定の場所から自分で取り出してバットの上に並べるのだけど,柄の部分の中央についている記号の意味が分からなくて腹立たしい.つまり,「SG1/27」,[SG3/47],[SRP7/8R7]などという記号だ.通常,日本では,グレーシーは1-2,3-4は前歯用,5-6,7-8は小臼歯用,9-10は大臼歯用,11-12は臼歯近心用,13-14は臼歯遠心用,といった具合にシンプルな数字で表現されることになっているので,当院のハンドルの記号はわかりにくい.ネットで調べたら,ヒューフレディー社の製品番号だった.アメリカの学会場で購入したので,こんなよくわからない記号がつていたのだ.記号はあてにできず,刃の部分の形状で選択しなければならないわけだ.まあ,よいのだが.

 ところで,ルートプレーニングはやっていると楽しい.器具をデリケートに使い,歯の表面は出来るだけ削らずに,歯石やプラークだけを選択的に剥ぎ取らなければならないのだが,これが結構むつかしいのだ.その分,繊細な技術が必要ゆえ,面白い.上手く出来れば口の中がすっきりさわやかになり,口腔細菌のレベルも歴然と減少させられるのだから.しっかりした仕事が出来れば,それなりの対価をいただく価値は十分にあるサービスと思う.

 

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