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症例紹介

本日は,インプラント周囲炎オペ後3年半経過した症例のメインテナンスをしました.

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右写真は本日のメンテナンス時のものです.右上顎にはインプラントが複数本,埋入されていますが,そのうち,奥から2番目が3年半前に,奥から4番目が1年半前にインプラント周囲炎を起こしました.その都度,インプラント周囲炎オペをして対応しています.

 

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右デンタルX線写真は,3年半前にインプラント周囲炎を起こした際のものです.奥から2番目のインプラント頸部の歯槽骨辺縁は不明瞭で,そのレベルがインプラント先端部に移動しています.つまり.マージナルボーンロス(辺縁骨の吸収)が起こっていました.

 

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この症例で行ったインプラント周囲炎オペのコンセプトは,天然歯の歯周病の場合でいうところの「切除療法」です.

骨縁を切除することで,骨縁レベルを平坦化し,かつそのレベルをインプラント尖端側に移動させることが出来,清掃性が改善されプラークのつきにくい歯周環境を構築することが可能になります.

右デンタルX線写真は現在のものです.骨縁は明瞭で,経過良好です.

 

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