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症例紹介

今日はソケットプリザベーションを施した後の経過観察をしました。

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 昨年の9月に、左下6は歯根破折を起こしていたために抜歯しました。 

 

 

 

 

 

 

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 抜歯した際の写真です。抜歯窩の不良肉芽を徹底的にソウハしました。

 

 

 

 

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 その後、抜歯窩に骨補填剤を補填しています。

骨補填剤は凍結脱灰乾燥骨にAutologous Fibrin Glue で粘稠性を与えたものを用いました。

 

 

 

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 そしてCGF(Concentrated Growth Factor)メンブレンを5枚重ねて骨補填剤を被覆してオペを終えました。

それから、6か月後(本年3月)にインプラントを植立しました。

これは極めてオーソドックスな手順といえます。

 

 

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 そして、本日はインプラント植立後2カ月の時点で、経過観察をしました。

先ずインプラント周囲の角化歯肉の存在を確認しました。最低2ミリは角化歯肉がインプラント周囲に存在することを確認しました。

角化歯肉の存在は、インプラント周囲に炎症を引き起こさないようにするためにとても重要なものだと思います。

 

 

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 歯槽の幅も確認しました。

抜歯後、放っておけば骨委縮が起こる処をソケットプリザベーションを施行したので、本日の観察では十分な骨幅を維持しています。   

 

 

 

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 インプラント植立直前に撮影したインプラント植立予定部CTの断層画像です。

十分な歯槽骨形態を維持していることが確認されます。 

 

 

 

 

 

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 現在はインプラント植立術が完了して2カ月が経過していますが、いい状態で植立されています。

 

 

 

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