2013年5月
本日は左下6を抜歯後、ソケットプリザベーションを行いました。
左下6は分岐部までおよぶ根尖性歯周炎のため抜歯と判断しました。
抜歯後の歯槽骨の状態です。
頬側の歯槽骨は歯頸部から根尖に向かって骨吸収が見られます。
十分にソウハした後、抜歯窩に骨補填剤を補填しました。
その表面にCGFメンブレンを4枚重ねて置き、オープンバリヤテクニックで補填剤をカバーします。
CGFメンブレンを周囲粘膜と丁寧に縫合してオペを終了しました。
今日は上顎左側切歯部にインプラント植立、即時レストレーションを行いました。
左上2は昨年の11月末に当院で抜歯しています。
抜歯窩の唇側、口蓋側共に骨壁が大きく裂開していたので抜歯即時インプラント植立を見送り、本日インプラント植立オペを行いました。
最小限度の粘膜切開でアストラテックosseospeedインプラントを植立しました。
咬合面から見たインプラントのポジショ二ング。
歯槽骨の傾斜なりに歯槽骨の唇舌的中央に位置する様にインプラントを植立すると、インプラント軸が両隣在歯より若干、唇側に傾斜するようになります。
即時にレストレーションを装着してオペを終了しました。
即時レストレーションが、あらゆる下顎の機能運動、非機能運動においても対合の歯と接触しないように調整するのに気を使いました。