2012年12月
今日は左上56のフラップオペをしました。
左上56部の歯槽骨は水平的にかなりの吸収を起こしています。
この部に対して、通常の歯肉剥離ソウハ術を行いました。
今回の術式では、失われた歯槽骨の再生は期待できませんが、歯周ポケットが浅くなるだけでも歯周病の進行を抑制でき、長期に管理し易くなるので、十分、意味があります。
今日は左上46インプラントの上部にプロビジョナルブリッジを装着しました。
左上4,6にはアストラテックインプラントが植立されています。
本日は、チェアーサイドでインプラント上に装着するプロビジョナルブリッジを作製しました。
そのために準備したパーツです。
すなわち、インプラントに接続するテンポラリーシリンダー、ラボで概略の形態を作製していただいたシェル、そしてネジ穴のシール用のラバー製の栓です。
まず、テンポラリーシリンダーをスクリューでインプラントに接続し、つづいてあらかじめ概略のブリッジ形態を準備したシェルを即時重合レジンでテンポラリーシリンダーと一体化させます。
最後に口腔外で研磨して形態を整え完成させたプロビジョナルブリッジです。
上記のプロビジョナルブリッジをスクリューで口腔内のインプラントに装着しました。
近々、矯正の固定源として利用する予定です。