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2012年11月

今日は10月19日に右下65部に行ったGBRの経過観察を行いました。

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  10月19日、残根状の右下6,5を抜歯し、GBRを行いました。

 

 

 

 

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  抜歯後の歯槽骨の状態は、右下5は通常の抜歯窩ですが、右下6は頬側の骨壁が消失していました。

 

 

 

 

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  そのような骨欠損に対して、AFG(Autologous Fibrinogen Glue)を混和して操作性を向上させたFDBAを補填しました。

 

 

 

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  そして、採血された自己血から作製されたCGF(Concentrated Growth Factors)をメンブレンの代わりに使用しました。

 

 

 

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  今回は減張切開を加えず、いくぶん 開放された歯槽頂部の創に対して、CGFメンブレンを補填材の上に置くことでこれを保護しました。

 

 

 

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   本日の術部の治癒状況です(術後22日目)。

歯槽頂部にやや陥凹が見られますが、治癒良好です。

 

 

昨日は右下6のインプラント、および左下6、7の天然歯にセラモメタル冠を装着しました。

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  右下6のアストラテックインプラント上には、スクリュー固定式のタイデザインアバットメントが装着されています。

 

 

 

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  同部に装着されるセラモメタル冠(コバルトボンド冠)です。

 

 

 

 

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  また、左下67の天然歯(生活歯)にもセラミック冠の装着のためのプレパレーション(準備)が施されています。

 

 

 

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  同部に装着されるセラモメタル冠(コバルトボンド冠)です。

 

 

 

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  前後の天然歯と共存するインプラント上部冠です。

インプラント上部冠の咬合調整は、マキシマムで咬合した時に両隣在歯と同程度に対合歯と接触するように調整しています。

 

 

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  左下6,7に装着されたセラモメタル冠(連結)です。

対合歯はインプラントですが、まだ上部冠が装着されていないので咬合していません。

 

 

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   右下6のインプラントに上部冠が装着された際のデンタルXPです。

 

 

 

 

今日は右上顎前歯部のインプラントにセラミックブリッジを装着しました。

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  右上321は高度進行歯周病のため、平成21年12月10日に抜歯しました。

 

 

 

 

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  同日、直ちにGBRを行い、その後、骨の安定を待ってインプラントを植立しています。

 

 

 

 

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  本日の同部の歯肉の状況です。

右上3、右上1相当部にアンキロスインプラントが植立されています。
撮影直前まで、スクリュー固定式のプロビジョナルブリッジが装着されていたのですが、歯肉に炎症は認められません。

 

 

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  先ずインプラントにカスタムメイドのアバットメントを接続し、上部構造が装着可能な状態にします。

 

 

 

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  このアバットメントの上部に、オールセラミックブリッジ(ジルコニアボンド)を装着しました。

 

 

 

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  ブリッジを装着したところです。

十分な骨量と軟組織が確保されているので、セラミック冠と周囲歯肉とはきれいに調和しています。
 
 
 
 
 
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  セラミックブリッジ装着後のデンタルXPです。

 

 

 

 

 

 

 

今日は右上顎小臼歯部にオールセラミック冠を装着しました。

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  右上顎第二小臼歯はウ蝕の為、抜髄ならびに根管充填後、ファイバーポストとコンポジットレジンで支台築造を行っています。

 

 

 

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  本日、同歯にオールセラミック冠(ジルコニウム冠)を装着しました。

オールセラミック冠にも、単体のものと、外側と内側で種類の違うセラミックを使用してレイヤー構造になっているものとがあります。
後者の例としてエンプレスやジルコニアボンド冠がありますが、前者の例としてジルコニウム単体の冠があります。
本日、装着したのは前者のジルコニウム単体の冠です。

 

 

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   ジルコニウム単体の冠は、強度はメタル同様に強く信頼性が高いのですが、レイヤー構造でないぶん審美性の面で完全とは言えません。

しかし、臼歯部に使用するのならジルコニウム単冠でもよいでしょう。
レイヤー構造を欠いているので天然歯と見間違うばかりの自然感は出せませんが、それでも基調の白は美しさとすべすべとした滑沢感の点で金属冠をはるかに上まっています。

 

今日は左下4,6のインプラント、および左下5,7の天然歯にそれぞれセラミック冠を装着しました。

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  左下4,5,6,7のセラミック冠がラボから到着しました。

 

 

 

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  左下4,6はアンキロス・インプラントで、左下5,7は天然歯(失活歯)です。

 

 

 

 

 

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  インプラントと天然歯が交互に配列している状態で、それぞれにセラミック冠を装着することになります。

この際の自分の咬合調整の方法は、中心咬合位で思い切りマキシマムで咬んで頂いた時に各歯の咬合接触点の面積が均等になるように調節しています。

 

 

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  セラミック冠(ジルコニアボンド)装着後のデンタルXP。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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