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症例紹介

今日はアストラテックインプラントのユニアバットメントの着脱システムについて、再考しました。

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  アストラテックインプラントのユ二アバットメントの着脱システムは、いささか複雑だ。
 
  今日、右上の様なスクリュー固定式の上部構造をインプラントに装着しようとして、このシステムのトラブルのために、補綴物が模型から外せないというトラブルを経験した。

 

 

 

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   スクリュー固定式上部構造は、真ん中の写真の様なユニアバットメントを介して、インプラントアナログ(プラスティック製の疑似インプラントのことで模型の中に埋没されている)に接続されるのだが、このユニアバットメントが模型からはずれない事態が生じたために、口腔内のインプラントにユニアバットメントを装着出来なくなってしまった。 

 

 

 

 

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   ユニアバットメントをインプラントに装着する際は、専用のアダプターを用いて25Nで締め付けるとインプラント体としっかり固定されるので、アダプターを反時計回転方向に回転するとアダプターのみが外れてくるように設計されている。

逆に、ユニアバットメントをインプラントから外したいときは、ユニアバットメントとアダプターを25N以上の結合力で両者を固定するようにトルクレンチでアダプターを時計方向に締めつけながら、アダプターの中央部をレンチで反時計方向に回転させると、ユニアバットメントはアダプターとともにはずれてくることになっている。しかし、なぜか、今日、これが上手くいかなかったのだ。なぜだろう? 

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