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2012年5月

今日は香川の銘酒、凱陣(がいじん)を買いに渡邊酒店に行って来ました。

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 1  今日から連休後半の開始です。夫婦で渡邊酒店に出向き、香川の地酒、手作りの銘酒“凱陣(がいじん)”を買ってきました。

連休中、夕食時に少しづつ夫婦で楽しみたいと思っています。

  琴平の丸尾本店で作られる“凱陣”を高松市内で購入できるのは高松市扇町にある渡邊酒店です。  
 

 

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2  下の写真は香川県琴平にある丸尾本店です。

“凱陣”は究極の嗜好のお酒としてマニアから支持されています。   

 

今日は下顎のボーンアンカードブリッジの上部構造体のイメージを口腔内でチェックしました。

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1  現在、下顎のボーンアンカードブリッジの製作中ですが、今日はその途中のプロセスとして、ブリッジ全体の形態的なイメージをつかむために、プラスチックのフレームとワックスの歯肉、および義歯用人工歯とで構成された試適用ブリッジを患者さんの口腔に試入れしてみました。

 

 

 

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 2  試入れ用のブリッジはこの様な形態をしています。

6個の飛びでた部分は、スクリューを介してインプラントと接続される部分です。  

 

 

 

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 3  この様なかたちをした試入れ用ブリッジを、下顎が無歯顎状態(6本のインプラントが植立済み)の患者さんの口腔に装着してみます。

ブリッジ全体の形態のありようを決定づけるメタルフレームを完成させる前に、人工歯の位置、歯肉の形態、発語の状態、舌感のよしあし、清掃性の確認、等の目的で、ブリッジを完成させる前に、プラスティックやワックスなどの仮の素材を用いて全体のブリッジの形態を把握しておくことはとても重要です。
ブリッジの形態は、完成してしまってからでは修正が出来ないこともあるからです。

 

 

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 4  試入れ用ブリッジを口腔内に装着した状態です。

しばらく患者さんにブリッジを入れた感覚を確認してもらい、舌感に違和感がないか、しっくりくるか、感想をおっしゃっていただくことがとても大切です。 

 

 

 

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5   この段階で大きな問題がなければ、最終形を完成させた後も、大きな問題は起こらないことが保証されます。
 
  一症例づつ製作するごとに、常に改善点を見いだし、より完成度の高い歯科サービスを目指して、デンタルラボとタッグを組んでわれわれのテクノロジーを進化させていきたいと考えています。  

 

 

 

 

今日は左下顎臼歯部のインプラントの上部にセラモメタルクラウンをセメントで固定しました。

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1  ラボからこの様なインプラントに乗せるセラモメタル冠が届けられました。

 

 

 

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2  このセラモメタル冠はアバットメントというインプラント上に接続する金属の支台を介してインプラント上部に装着されます。

 

 

 

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3  口腔内に装着される直前のセラモメタル冠です。

今回は天然歯に装着される場合と同様に、セメントでアバットメント(支台)の上に固定する方式を採用しています。
ただし天然歯の場合と違うのは、仮着セメントで固定し、はずしたいときには自由に外せるようにするところです。

 

 

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 4  アバットを接続する前のインプラント周囲粘膜の状態です。

僕はインプラントの上部に補綴物を装着する際は、必ず装着時にインプラント周囲粘膜の炎症がないことを抑えておく意味で、写真撮影をしてチェックしています。
勿論このケースもインプラント周囲粘膜に炎症は全く見られません。 

 

 

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 5  ジグを用いて、二本のアバットメントが模型上と同じような互いの空間的位置関係を保って口腔のインプラントに接続された状態です。

この複数のアバットメントを正確に作業模型と同じく、互いの三次元的位置関係を保って口腔内にトランスファーすることは極めて重要です。  

 

 

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 6  その理由は、インプラント補綴は極めて高精度なので、少しでもアバットメントの互いの角度に模型と口腔内とでずれがあると、もう口腔内で正確に適合しなくなるからです。

右写真は、セメントで仮着後に撮影したデンタルX線写真ですが、後方のアバットメントにおいてクラウン辺縁が僅かに 浮き上がっていることが判明しました。
前回、試適作業において、アバットメントとメタルフレームとは正確に適合することを確認していますから、技工物の精度の問題ではなく、何らかのテクニカルな原因によってインプラントパーツが正確に模型上の位置関係を保って口腔内にトランスファーされなかった可能性が示唆されます。
 

 

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7  そこで一度、仮着した上部冠を撤去し、さらにアバットメントをも撤去し、もう一度アバットメントをジグを用いて注意深くインプラントに締め直しました。

そして上部冠を再仮着すると、今度は正確に適合していることを確認出来ました。 
 
 
 
 
 
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