ホーム>院長ブログ>2012年3月

2012年3月

本日は母校の香川県立高松高校の卒業式に出席しました。

20141229103836.jpg
  今日は母校の香川県立高松高等学校の卒業式に父兄として出席しました。
校長先生や教育委員会などの来賓の方々のスピーチは凄く立派なものでした。何よりも在校生代表の送辞や卒業生代表の答辞は、ウイットとユーモアがあり、高高生の機智と覇気にあふれており、感動的でした。
 
ところで、不思議なことに自分自身の卒業式の記憶がほとんどありません。
でも、今日の卒業式は感動したし、卒業後40年近くたって初めて卒業式の意味や、人生の節目の儀式の重要性に気付きました。本日は、自分の二回目の卒業式の様な意味があります。自分もこの伝統ある高高生のOBとして、母校の理念の素晴らしさを再認識して、しっかり生きていかなくちゃと思いました。

 

今日は先日の即時荷重インプラントの経過観察をしました。

20141229104326.jpg

 

1  上顎は3月2日に即時荷重したインプラント支持テンポラリーブリッジです。

ブリッジの動揺や歯肉の痛みなどの異常は認められません。  

 

 

 

20141229104338.jpg

 

 

2  インプラント周囲粘膜にも発赤や腫脹は認められません。

 

 

 

20141229104354.jpg

 

 

3  術後のパノラマX線写真です。

下顎は8ヶ月前に、同様の即時荷重インプラント支持テンポラリーブリッジを装着しています。
 
 
 
 
 
 

今日は上顎無歯顎の即時荷重インプラントを成功させました。

20141229104622.jpg

 

1  例によって、アイキャット社製サージカルガイドを用いて、CT画像上で決定したポジションにインプラントが入る様にドリリングを開始します。

サージカルガイドが粘膜面にかしがないように圧接されることが極めて重要なので、術者と二人の介助者の計3人で、必死になって粘膜面に前後左右に均等に接触する様に注意深くサージカルガイドを固定しておくことが重要です。 

 

 

20141229104632.jpg

 

2  続いて、インプラント埋入前にプローブで粘膜の厚みを確認しておきます。

この部位では唇側の粘膜の厚みは2ミリです。
したがって、フィクスチャーの長さ11ミリに粘膜の厚み2ミリをプラスした13ミリの深さまでインプラントを埋入すればよいことになります。  

 

 

20141229104644.jpg

 

3  アストラテックインプラントシステムではアダプターの横縞が粘膜下のインプラントのプラッフォームのレベルを教えてくれるので、埋入深度を容易に把握できて便利です。

 

 

 

 

20141229104655.jpg

 

 4  埋入後、各インプラントのプラットフォームにユニアバットメントが接続された状態です。

左上67は周囲の骨量の確保の観点からはこの位置で適当なのですが、いささか口腔前庭が浅くなってしまいました(サイナスリフトの術後、やや前庭が浅くなっているようです)。
この点に対しては、少し先で口腔前庭拡張術を行って清掃性の確保を図る予定です。

 

 

2014122910476.jpg

 

 

5  アトリエココロの浜崎テクニシャンの手慣れた仕事により、2時間で上顎のインプラント支持型テンポラリーブリッジが出来上がりました。

このテンポラリーブリッジはユニアバットメントに対してスクリュー固定方式にしているので、いつでも容易に着脱可能です。
 
 
 
20141229104718.jpg

 

6  インプラント植立オペが無事終了し、これから浜崎テクニシャンにバトンタッチをする際に撮影した珍しいツーショットです。    

 

 

 

 

 

 

今夜は、明日のオペの準備をしています。

2014122910516.jpg

 

 

1  アイキャット社のCTガイデッドサージェリーのシステムをチェックしておきます。

 

 

 

20141229105117.jpg

 

 2  また、アストラテックインプラントのユニアバットメントのフィクスチャーに対する着脱法を何回も練習しておきます。

アストラテックインプラントシステムのユニアバットメントのフィクスチャーに対する着脱法は堅実なものですが、やや直感的に対処しづらいため、しっかり練習しておかないと、本番でインプラントからアバットメントが外れなくなって、パニックになることがあります。 

 

 

20141229105129.jpg

 

 

3  インプラント植立予定部位のCT画像は、何回も何回も繰り返し眺めて頭に叩き込んでおきます。

 

 

 

 

 

 

ページ上部へ