2011年8月
今日は下顎の両側臼歯部にインプラント支持のプロビジョナルブリッジを、上顎に総義歯を装着しました。
下顎臼歯部のプロビジョナルブリッジはスクリューリテイン方式です。
上顎用の総義歯です。
次に無歯顎の上顎にレジン床総義歯を装着しました。
今日は右下顎臼歯の抜歯後、ソケットプリザベーションを行いました。
右下6は根面ウ蝕の為、保存不能と判断し、インプラント治療を行う計画を立てました。
本日、右下6を周囲骨を出来る限り温存するように心がけながら抜歯しました。
抜歯直後の抜歯窩です。
抜歯窩のデンタルX線写真です。
抜歯窩にアパセラムAXを補填し、テルダーミスでカバーした後、ポンティックで表面を保護しました。
骨補填材を抜歯窩に填塞した後のデンタルX線写真です。
今日はお盆休みです。午前中は墓参りに行き、午後は読書をしました。
今日の午後は、株式会社アオキ代表取締役社長 青木豊彦著「まいど!」を読みました。
今日は下顎前歯インプラントセラモメタルブリッジのビスケットベイクを試適しました。
右下3、左下3、5の3本のインプラントで支持する右下4~左下5までのワンピースのセラモメタルブリッジを作製中です。
今日はビスケットベイク(セラミックの素焼き状態)の段階でラボより提出されて来たセラモメタルブリッジの咬合のチェックを行いました。
咬合調整の前に臨在歯とのコンタクトが不適正で、クラウンがアバットメントから浮き上がっていないか、適合のチェックを行います。
左下3、5相当部も適合は良好です。
咬合調整が完了し、最後に清掃性をチェックします。
中心咬合位で、対合歯同士の安定した咬合面(臼歯)および切端(前歯)のコンタクトを確認しました。
今日も下顎の即時荷重プロビジョナルインプラントブリッジの形態修正をしました。
撤去してみると、ポンティック(支台歯と支台歯との間の部分)の基底面は凹面になっており、プラークが多量に付着していました。
当然、インプラント周囲歯肉にも炎症が起こっています。
プラークが付着しにくいように、また清掃性がよいように、ポンティック粘膜面は滑沢な凸面としました。
インプラント上方のテンポラリ―シリンダー側壁のレジン面と、ポンティック基底面、粘膜面とで出来るスペースに確実に清掃用ツールがアクセスできるように配慮しました。
すべてのインプラント周囲に歯間ブラシがアクセス可能であることを確認しました。
今日は即時荷重インプラントブリッジの粘膜面の形態修正後の経過観察をしました。
アンスクリューし、外した直後のプロビジョナルブリッジの粘膜面です。
7月29日の1回目のプロビジョナルBr除去時と比較して、インプラント周囲粘膜の炎症はずいぶん改善しています。
初期固定が弱く、ユニアバットメントの装着を断念した右上4相当部のアストラテックインプラントにもゼブラヒーリングアバットメントを装着しました。
今日は上顎のアストラテックインプラントの上部補綴作成のための再印象を行いました。
前回、ダイレクトアバットメントに対応するインプレッションコーピングを用いてスナップオン印象を行ったのですが、出来て来たメタルコーピングのアバットメントに対する適合が若干甘く、単冠としては維持力に不安を感じました。
右上4相当部にもアストラテックインプラントが植立され、ダイレクトアバットメント5ミディアムが接続されています。
天然歯同様、歯肉圧排を行い、出来るだけ歯肉とアバットメントとの境界を明示することを心がけました。
とれてきたシリコン精密印象です。
今日は右側上顎のサイナスリフトを行いました。
歯槽骨の吸収が著明で、歯槽頂から洞底までの距離は極めて短かく、また、側壁から内方に向かってアプローチするというより底面から上方に向かってアプローチする、というような格好になりました。
βTCPとハイドロキシアパタイトを1:1に混和した補填材を洞内に補填しました。
今日は上顎側切歯を抜歯後、ソケットプリザベーションを行いました。
左上2は歯頸部カリエスが見られ、保存不能と判断して抜歯しました。
抜歯後は、ソケットをそのまま放置しておくと歯槽骨が委縮するので、その防止のためにソケットプリザベーションを行いました。
抜歯直後の抜歯窩の頬舌的幅は臨在歯と同じですが、数カ月後には頬舌的幅が明らかに減少し、ブリッジを入れる場合には審美障害の原因になります。
抜歯窩にヨシダの“アパセラムAX”を補填しました。
表面に“テルプラグ”を少量置き、ハイドロキシアパタイト顆粒の封鎖を図ります。
今日は上顎にインプラントオーバーデンチャーをセットしました。
無歯顎の上顎に4本のXiveインプラントが植立され、粘膜面にはマグネットのキーパーが接続されています。
この状態のパノラマレントゲン写真です。
これまで使って来られた総義歯の内面にマグネットを埋め込みます。
マグネットの追加により、従来から使用してこられている総義歯の吸着力が圧倒的に増加されました。