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2011年2月

今日は下顎前歯部のインプラントの精密印象を採りました。

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 下顎前歯以外はインプラントブリッジのファイナルレストレーションが入っています。

 

 

 

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  印象を採る部位の咬合面観です。

 ザイーブインプラントが3本植立されています。

 

 

 

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  インプラントにトランスファーコーピングが接続された状態です。

コーピングのそばに見えている細い棒のようなものは暫間インプラント(IPインプラント)です。

 

 

 

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 右下のインプラントにコーピングが正しく接続されています。

 

 

 

 

 

 

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 左下のインプラントにもコーピングが正しく接続されています。

 

 

 

 

 

 

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  印象採得をしている状態です。

 3本のインプラントの植立方向が完全に平行ではないので、印象撤去の際の抵抗が懸念されましたが問題なく撤去できました。

 

 

 

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 上手く印象が採れました。

 

 

 

今日は祝日なので田ノ口薬師さんにお参り行ってきました。

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 今朝は雪です。当院の看板のまわりにも雪が積もっていました。

 

 

 

 

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  田ノ口薬師さんは東香川市白鳥にあります。

 厄除けのお寺として知られています。

 空海とゆかりの深い真言宗のお寺です。

 

 

 

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 毎年、この時期に一年の無事を祈願しにお参りさせて頂いてます。

 

 

 

 

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  本堂の地下にあるありがたい仏様です。

 田ノ口薬師さんの基調となるご真言は「おんころころせんだりまとうぎそわか」です。

 

 

 

今日はインプラントを含む6本の上顎前歯の精密印象を採りました。

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 上顎の前歯部に4本のアストラテックインプラントが植立されています。

また天然歯の左上2,3にも支台歯形成が施され、印象を採る準備が整っています。

 

 

 

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  トランスファーコーピングをインプラントフィクスチャーに接続したところです。

 

 

 

 

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  パターンレジンを用いてコーピング同士をメタルのフレームで連結固定します。

トレイを口腔から外す際に強い抵抗のためにコーピングが印象剤の中で移動することを防ぐためです。

 この処置は印象精度に関係しないという意見もありますが、一応基本に従っています。

 

 

 

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 コーピングスクリューがトレイの孔から適切に突き出していることが確認できます。

 

 

 

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 コーピングがフィクスチャーと適切に接続されていることを確認する為のデンタルX線写真です。

画質が少々悪いのは、印象前に撮影し忘れたので印象剤とトレーごと撮影したからです。
 それでも正しく接続されていることが確認できます。

 

 

 

 

 

 

 

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 きれいに印象が取れました。

 

 

 

<2011.02.05.2>のエピソードの続報です。今日はこれまで使っていなかった義歯の調整をして、なんとか口の中に入れて頂けるようにしました。

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 前回、印象を採ったので次回は咬合採得の予定です。しかし、最近、全く義歯を使っておられないので咬合採得が難しいことが予想されました。
 
 そこで、現在使用していない義歯を持ってきていただき、調整してなんとか口腔に入れておけるようにして、咬み合わせのリハビリテーションをすることにしました。
 
 

 

 

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  義歯作製後、咬めないということで全く使用していない義歯を持ってきていただきました。上、下それぞれの義歯の顎粘膜との適合はまずまずなのですが、顎を閉じたときにうまく咬み合うような歯の並び方になっていません。

 

 

 

 

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 上顎の臼歯部の人工歯咬合面をバーで削って完全にフラットにした後、レジンを臼歯部咬合面に添加して、上下義歯を口腔に戻しました。そして、そ~っと下顎を上顎に近づけて頂き、中心位あたりで両側の上下臼歯が同時に接触するように調整しました。

 

 

 

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  その結果、こんな感じでスーッと口を閉じたとき、左右の臼歯が同時に接触して義歯が移動しないようになりました。また、下顎の前歯の切端を削って当たらないようにしました。

 
 咬合平面は少し傾斜し、下顎の歯列が左側に偏位していますが、なんとかかんとか義歯が安定しています。上下の床内面にティッシュコンディショナーを塗り、次回の咬合採得の予約日までの数日間、この状態で咬んで頂くようお願いしました。
 

今日はペリオの患者さんに装着予定のブリッジのメタルフレーム試適を行いました。

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 デンタルラボ 「アビーム」から模型上で作られた下顎前歯の6連冠のレジン前装冠のメタルフレームが届きました。

 

 

 

 

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 メタルフレームと口腔内の歯とはぴったり適合しました。

 

 

 

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  しかし、問題点が見つかりました。歯と歯との隙間が少なく、歯間ブラシが入りにくいことです。

 これはもっと大きく歯間空隙を開放的に開けるように修正する必要があります。

 

 

 

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  現在装着中のテンポラリ―クラウンは形は悪いですが、ちゃんと歯間ブラシが通過し機能的です。そして口腔清掃のしやすさが歯肉をよく引き締めています。

 

 

 

 

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  実は以前の同部は歯間ブラシが通らないクラウンが入っていたため、こんなに歯肉が腫れていました。

 ブラッシングの力は絶大です。

 

 

今日はアストラテックインプラントの上部にプロビジョナル冠を作製するための精密印象を採りました。

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 左下顎6、7相当部の顎骨に植立されているアストラテックインプラントにトランスファーコーピングを接続したところです。

左下4、5にはテンポラリークラウン用のプレパレーションを行っています。

 

 

 

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  二本のアストラテックインプラントにトランスファーコーピングが正確に接続されていることを確認するためのデンタルX線写真です。

インプラントに接続されているぎざぎざした筒のようなものがトランスファーコーピングで、これが印象材に取り込まれていきます。

 

 

 

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  右下顎6相当部のアストラテックインプラントにもトランスファーコーピングが接続されています。

トランスファーコーピングは、スクリューでインプラントに固定されます。
そしてスクリューを緩めると、インプラントからはずれる仕組みです。

 

 

 

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 右下顎6相当部のアストラテックインプラントに正確にトランスファーコーピングが接続されています。

 

 

 

 

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  作業対象以外の部位に不適合冠や大きな歯間空隙があると、固いシリコン印象剤がこの隙間に入り込み、印象剤を撤去できなくなります。 

(対合歯の不適合冠も近い将来、やり換える予定です。)

 

 

 

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 そこでこのように精密印象を行う前に、寒天で歯の間の隙間を埋めてしまいます。

 

 

 

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  個人トレーが上手く顎に適合しているかどうか、本番の前に試適して確認しているところです。

ネジがネジ穴からいい具合に飛び出しています。
印象剤撤去の前にこのネジを逆回転して緩めると、トランスファーコーピングは印象剤の中に取り込まれて、印象剤と一緒に口の外に出てきます。

 

 

 

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 口腔外に撤去したシリコン印象剤です。内部のシリコン表面にトランスファーコーピングのインプラントとの接続部が突き出ている状態が見えています。
 
 この突き出た部分にインプラントのアナログをスクリューで再び接続後、石膏を流すと、口腔内と同じように顎骨の中にインプラントアナログが埋まった状態の石膏模型が作製されます。

 

 

今日は香川県歯科医学会に参加しました。

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 香川県歯科医療専門学校7階 8020ホールで特別講演が行われました。
 
 先ず高松赤十字病院の米本嘉憲先生のビスフォスフォネート関連顎骨壊死症例の報告は興味深いものでした。
 
 また神奈川県で御開業の吉田秀人先生のご講演は歯周治療における補綴設計とメインテナンスの在り方がテーマのお話で、動揺している歯を義歯で安定させるという興味深いものでした。

 

 

 

今日の午後は上下顎が無歯顎の患者さんの総義歯の印象を採得しました。

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 義歯が合わず上手く咬めないということで当院にお見えになりました。

 インプラントのご希望もあるようでしたが、体調がすぐれずオペが不安とのことでしたので、先ずは通常の総義歯を作製して咬めるようにしてさし上げることにしました。

 

 

 

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  パノラマレントゲンでは、比較的良好な顎堤の高さが見られます。

 

 

 

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 頑張って出来るだけいい印象を取るように心がけました。

 

 

 

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 義歯の製作に必要な情報が出来るだけ取り込まれた印象を心がけました。

 

 

 

今日の午前中は下顎臼歯部のストローマンインプラントの上部冠装着後の経過観察をしました。

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 左下67に植立されたストローマンインプラントに接続されたSynOctaアバットメントです。

 

 

 

 

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  約4ヶ月前にこのようなポーセレンメタルボンド連結冠をアバットメント上に装着しました。

 

 

 

 

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 ストローマンレギュラーネックスタンダードインプラントのデンタルX線写真です。

 

 

 

 

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  本日の同インプラントの上部冠の咬合面観です。

 装着後1~2ヶ月間訴えておられた違和感が今はなくなり、快適に咬めているそうです。
 
 
 
 
 

今日は歯周初期治療として、右上臼歯部の不適合ブリッジを除去し、テンポラリーブリッジに置き換えました。

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 右上75に6ポンティックのブリッジが入っています。

金属冠の辺縁が歯頸部と上手く適合しておらず、プラークが停滞する原因になっていたので除去しました。

 

 

 

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  同部のデンタルX線写真です。

右上7の近心側には11mmと深い歯周ポケットが存在します。
不適合の補綴物は歯周病の誘因になります。

 

 

 

 

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  不適合ブリッジ除去後、装着した仮のブリッジです。

元のブリッジを模写して作るため、仮のブリッジもまだまだ歯頸部は適合していません。
次回、支台歯形成を追加してから、適合を修正する予定です。

  

 

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