1 左下6は分岐部が破壊され、分岐部病変を形成しているため抜歯が必要です。
2 抜歯直前の左下6の状態です。
3 抜歯後、抜歯窩に何も入れないと頬側の歯槽骨が吸収し、歯槽の幅が狭小化するので、抜歯窩にハイドロキシアパタイトを入れました。
4 それをテルダーミスでカバーしたとろです。
5 ところで、これは右下6を抜歯した別のケースですが、この場合は抜歯窩に何も入れませんでした。
6 すると、これは抜歯の二カ月後、ブリッジを作製するための印象採得時に撮影した写真ですが、僅か二カ月余りで抜歯部位の歯槽幅がかなり狭小化しています。
やはり、抜歯窩に非吸収性の何かの補填材を入れておいた方が歯槽骨の吸収は抑制されるようです。