こんにちは🌸
みなさん3連休はいかがお過ごしでしたか?
しっかり休養が取れた方もお勤めの方もいらっしゃったと思いますが、
連休中はやっぱり外食や、甘いものの摂取が増えがちですよね🍰
歯磨きはきちんといつも通りできましたか?😌
歯垢は3日で歯石に変わるといわれているので、
徹底ケアするなら今しかないですよ😉✨
さて今回のテーマは
歯周病とアルツハイマー病です☁
最近になって歯周病はアルツハイマー病の発症にも関係していることが報告されてきています🙄
ではどのように歯周病はアルツハイマー病に影響を与えるのでしょうか❓
歯周病原菌は血管内皮細胞を傷つけ、アテローム性動脈硬化を引き起こします。
一般には、血管内皮細胞の損傷のリスクファクターとして、
高血圧や糖尿病、喫煙や高コレステロール血症が指摘されていますが、
歯周病原菌も無視できないリスクファクターなのです👿
このアテローム性動脈硬化が心臓の血管に起これば狭心症や
心筋梗塞に、脳血管に起これば脳梗塞、あるいは認知症になるのです⚡
歯周病とアルツハイマー病との関係としては、
アルツハイマー型認知症で死亡した人の脳を調べてみると、
高い頻度で歯周病原菌やその内毒素が検出されます。
特にP.gingivalisという歯周病原菌は、他の歯周病原菌よりも
一層高い頻度で検出されています😨💦
もう少し、歯周病がアルツハイマー病に影響を及ぼすメカニズムについてお話しすると、
現在の推察されているところでは、
歯周病原菌やその内毒素は血液脳関門を突破して脳実質に移行し、
アミロイドβやTauと協働してミクログリアを活性化し、
脳に免疫応答、すなわち炎症を引き起こすとともに
神経細胞を傷害します。
このような神経細胞の炎症の慢性化がアルツハイマー病の病態を憎悪させていると考えられているのです😢
現在、アルツハイマー病への対応は我が国が真っ正面から取り組まなければならない国家的課題です。
歯周病がそのアルツハイマー病の発症や進行に関与しているとなると、歯科医の責務は重大です🏥
歯周病はアルツハイマー病以外にも
たくさんの疾患と関わりがあることが報告されてきています。
今回はアルツハイマー病との関連について詳しくお話しましたが、
またほかの疾患との関りについてお話します‼
トリートメントコーディネーター 松本