インプラントや、被せ物、詰め物、入れ歯の寿命は気になりますよね‼
見た目や耐久性を重視して、高額なものを頑張って入れても、数年でアウト
なんて嫌ですよね・・・
まず、インプラントの寿命に関して、インプラントの「生存率」と
「成功率」という言葉がよく用いられるのですが、違いについて確認します✨
まず「生存率」ですが、たとえば「10年生存率」とは
10年間お口の中に存続する確率のことで、90~95%と
いわれています🌷
またインプラントの「成功率」とは、インプラントが一定の基準を
満たして存在できる確率のことで、単に存続する確率よりも
数値は低くなります💦
それは成功の基準がインプラントの周囲に肉眼的に炎症所見が
認められないことであるとか、X線的にも炎症所見を伴わないこととか、
患者さん本人が満足していること、などの条件が含まれるので、
要するに良い状態で存在しなければ成功ではありません。
つまり失敗とみなすので、成功率の方が生存率よりも
低くなります。
成功率とは良いクオリティーを伴って存在する確率なのです😉
なので、インプラント周囲炎の発生頻度は10~50%と
報告されているので、成功率は50~90%ということになります🌸
ですが、インプラント埋入後の行いによって、
周囲炎の起こる確率は変わってきます。
定期的にプロの手で、インプラントのまわりを徹底的に清掃し、
点検してもらうことで、インプラント周囲炎の発症率は下がりますし、
もしインプラント周囲炎になってしまったとしても、
プロの目による早期発見と早い対応で、軽い処置で済むこともあるのです👑
インプラントをお考えの方は、リスクも視野に入れて
適切な知識を十分に得て、臨みましょう😌♪
トリートメントコーディネーター 松本