「歯肉炎」は、歯周病の初期段階です🔰
歯周病は、歯肉炎と歯周炎の総称ということをご存知ですか?実は、歯周病の初期段階を歯肉炎、進行すると歯周炎になっていきます。
今回は歯肉炎と歯周炎の違いについてご紹介します🎀
歯肉炎は歯肉に炎症が起きている状態のことです。
磨き残しなどが原因で、歯と歯ぐきの間などにプラークが溜まり、歯ぐきに炎症が起きている状態です。歯ぐきの縁が赤みを帯び、腫れてブヨブヨした感じになり、歯周ポケットができつつありますが、この段階ならば、適切な治療で元の歯ぐきに戻すことが可能です😄
炎症がすすむと、あごの骨や歯根膜も破壊されていき、いくら治療をしても元には戻せません💧
歯周ポケットはさらに深くなり、さらにプラークが住みやすい場所を作ります。歯根の露出により知覚過敏を起こすこともあります。
さらに進行するとあごの骨がさらに溶けて歯がグラグラし、食べるのが不自由になります。
痛みをともなう腫れが出たり、歯ぐきから膿が出るなどを繰り返しながら、最終的に歯は抜け落ちてしまいます⚡
歯肉炎の段階で食い止めることがいかに大切かお分かりいただけたと思います。
歯周病が進行する前に歯科で、定期的にメンテナンスを受けましょうね🌺
トリートメントコーディネーター 溝渕