今日も前回の顎関節症のお話の続き、診査についてお話しします!
顎関節症で来られた患者さんには、どういう診査をするのか❓
まず口腔内についてですが、
1 舌のへり凹凸、および頬の粘膜の隆起した線をみます
いわゆる噛み筋といわれるものですが、歯と歯が常時接触していたり、かみしめる力が強い方は、粘膜が押しつけられ、筋がつきます。これはかみしめる力が強いサインです。
こういうサインを持っている人はTCHを持っています😮
TCHとはTooth Contacting Habit のことで、
上下の歯を持続的に接触させる癖のことです🌷
2番目は、噛み合わせの状態をみます。
噛み合わせは、良くても悪くても顎関節症にはなりますが、不安定になればもちろん起こりやすくなります。
対合の歯がない方は、一方に力がかかりやすく、顎関節症も起こりやすいです😞⚡️
続いて触診ですが、
1 筋肉の圧痛
2 関節雑音
これは直接きくか、指で感じます。
3 開口路
口がまっすぐ開くかの確認です。
通常はまっすぐですが、円板の前方転位がある場合、問題が
起こっている方に曲がってしまいます
4 X線検査
です。顎関節症はこういった診査を行います❗️
また続きますが、次回は顎関節症の原因についてお話ししますね😸🍀
トリートメントコーディネーター 松本