右上4は8年前に歯根端切除術を行っていますが、予後不良にて抜歯を予定しています。
抜歯後の同部の補綴に関しての問題点として、部分的に上下が反対咬合となっており、右上3の被蓋が逆転して犬歯誘導しておらず、逆に下顎の側方運動をロックしています。
右上4を抜歯すると、ブリッジあるいはインプラントで補綴することになりますが、このままの咬み合わせで補綴することは良くないように思います。
右上下33の被蓋を正常化させ、犬歯誘導の役割を果たせるように補綴するのが望ましいでしょう。
部分的な矯正治療が必要かもしれません。