左上6は昨年9月に抜歯し、同時にソケットプリザベーションを行いましたが、抜歯窩頬側骨壁は根尖近くまで垂直的に吸収しており、インプラントの植立のためにはソケットプリザベーションだけでなく、サイナスリフトも必要と判断しました。
そこで、12月にはサイナスリフトも行いました。
そして、本年の5月に同部にインプラントをフラップレスで植立しました。
術後3週間時点の本日の経過観察では治癒良好です。歯槽骨幅は9.0mmと十分です。
また頬側の歯槽骨の高さはやや不足していますが、角化歯肉幅は5mmと十分に確保されています。
ソケットプリザベーションの効果はまずまずといえます。