本日は右上5432のフラップオペをしました。
歯周基本治療は終了し、ポケット入り口近くの歯石は除去できているはずなのですが、右上3の隣接ポケットは8ミリと深い為、フラップオペをすることにしました。フラップを開けてみると、右上4と3の唇側歯槽骨が吸収しており、露出根面上には黒い歯石の残留があり、また隣接面には不良肉毛の残留を認めました。写真は炎症を引き起こす原因となる歯石と不良肉毛のソウハを終えたところです。
徹底的なソウハを終えた後、フラップを復位し、縫合してプラップオペ終了です。
何ということのない、保険の普通の歯周外科ですが、こういう地味な処置を、 これから行わないといけない臼歯部の補綴処置に先行して
着実に行っておくことが、長期の咬合管理に重要と考えています。