約2カ月前の5月9日に、治癒させ難いエンドペリオ病変の為に左下6を抜歯し、GBRを行いました。
右写真は抜歯後の状況で、分岐部病変と根尖病変とが交通して歯頸部から根尖にかけて歯槽骨が大きく骨吸収をきたしている状態を示しています。
同日、行ったGBRの最後に補填剤を保護する目的で、CGFメンブレンをオープンバリヤメンブレンとして使用しました。
右写真は本日(上記の術後、約2カ月)の同部の治癒状況です。
オープンバリアメンブレンテクニックにおいて、CGFメンブレンを用いた場合の方が、PTFE”cytoplast”メンブレンを用いた場合よりも治癒が早いような気がします。
本日は、同部にフラップレスで、アストラテックOsseospeed TX 4.5 11mmを植立しました。
術前にCT撮影を行っていれば、フラップレスインプラント植立は安全に行えます。
術後デンタルXP。
良好なポジションにインプラントが植立されています。