本日、デンタルラボから届けられたインプラントで支持される右上③~ 左上③ポーセレンメタルボンドブリッジです。
メタルフレームはCAD/CAMで製作されています。
模型上の同ブリッジの舌側面観。
本日、装着するポーセレンメタルボンドブリッジ。
歯肉と歯冠歯頸部の移行部のリアリティーを出すため、歯肉が前方に張り出すようにカウントゥアーが強めに付与されています。
装着前のインプラント周囲歯肉の状況です。
これまでプロビジョナルブリッジを装着していたのですが、歯肉の炎症は見られません。今回の補綴物は、着脱が自在になる様、スクリュー固定式にしています。
この様に舌面の金属部にホールを設け、スクリューでアストラテックOsseospeed インプラント上部に締結されたユニアバットメントの内部ネジ穴にスクリュー固定する仕組みになっています。
ポーセレンメタルボンドブリッジがスクリューで口腔内に固定された状態です。
同正面観。
歯肉との移行部はなかなか審美的です。4本のインプラントの周囲の清掃はフロスで行います。
すべてのインプラント周囲にフロスが容易に通過することを確認済みです。
患者様はインプラントブリッジが装着されたことでニッコリほほ笑まれましたが、その頬笑みは自然で美しいと思えました。
本技工を担当してくださったアトリエココロの渡邊社長さんにも、患者様の喜びを分かち合って頂きました。
長い治療がゴールインし、患者さまが思わず微笑まれるこの瞬間は、歯科医師冥利、歯科技工士冥利に尽きる瞬間でもあります。