今日は大阪で開催された筒井塾咬合コースの実習編を受講してきました。
二人の受講生がペアとなり、お互いの歯列模型や口腔内、顔貌、及び全身写真の資料を全員で供覧し、問題点を指摘し合い、その処方箋を発表し、それを筒井照子先生が講評するという形の実習が展開されました。
また、別のグル―プはアムステルダムスプリントとスタビライゼーションスプリントの作製の実習を行いました。
筒井咬合療法研究会では多くのスプリントを使い分けています。
基本的にはスプリントは暫間的に使用するもので、しかも現状を改善する目的で使用します。つまり、治療目的で使用するのです。
咬合が全身に及ぼす影響が非常に大きいことが経験的には知られています。
しかし、それを裏付けるエビデンスはまだまだ不十分で、今後、このエビデンスの集積こそが歯科界のブレイクアウトのための早急の課題と自分は捉えています。