本日は右上顎洞のサイナスリフトを行いました。
慢性上顎洞炎に起因する粘膜の肥厚が見られましたが、剥離は菲薄な正常粘膜よりむしろ容易でした。
昨日と同じ人工骨を用いましたが、AFGで粘稠性を確保しておくと摂子で運ぶ際に顆粒がこぼれず、容易に補填できます。
粘膜骨膜弁を復位縫合し、最後に義歯床縁が縫合部を圧迫しないようにトリミングしてオペを終了しました。
術後のパノラマX線写真。
かなりたくさんの人工骨が上顎洞の下方に補填されています。