本日、ラボから届けられたジルコニアボンドセラミッククラウン(3歯連結)です。
それを装着する左下345の支台歯の状況。
左下34は他院で装着されたメタルコアがそのまま使用されています。
本当は、メタルコアを取り除き、ファイバーポストとコンボジットレジンによる支台築造を行いたかったのですが、あまりにコアが長過ぎてリスクが大きいので撤去を断念しました。
メタルコアの欠点は、歯根破折を起こし易いことと、長くて太い場合撤去が困難になることです。
ジルコニアボンドセラミッククラウンが装着されたところです。
セラミックの良さは、咬合が変化しにくいことと、表面がツルツルと滑沢でプラークがつきにくいことでしょう。
今回のケースでも歯周治療の一環としての補綴でしたので、プラークの付着しにくいセラミックでの修復はプラークコントロールの観点から望ましいことと考えています。