今日は神戸のモクダ歯科研修センターで開催された筒井塾 「咬合療法コース」に参加しました。
会場は広いのですが、満席状態です。
筒井照子先生が主催する筒井塾は、なぜこの病態が起こるのか、その原因を追求することが歯科医学を一般医学のレベルに高めるための必要な部分であるとし、その領域の歯科医学をstomatologyとして、これからの歯科医学の重要な発展させるべき領域と教えていらっしゃいます。
一方、従来の歯が欠損した状態を修復し、機能を復元させる精緻な技術はDentistryと称していらっしゃいます。
この領域ももちろん歯科の特徴を強く出す大事な部分なのですが、これからの歯科医学は口腔の病態をStomatologyとDentistryの両面からアプローチしていかなければならない、と説いていらっしゃいます。筒井塾の“咬合療法”は“咬み合わせ”の全身に及ぼす効果の大きさ、そして全身が咬み合わせに及ぼす影響の大きさを認識することをベースに組み立てられているので、視点は“全身の中の口腔”という哲学に根ざしています。
これからStomatologyに基づく全6回の「咬合療法コース」を勉強していきます。