オペ前の上顎前歯の歯の欠損状態です。
以前、交通事故で歯を喪失しているので、当院で数ヶ月前に、インプラントオペ前のGBRを施行しています。
フラップを開けてみると、右上21部の骨幅はまずまずでしたが、左上1部がやや狭い感じでした。
骨質は軟らかいので、オーギュメーターで徐々に骨幅を拡大して埋入窩を形成し、アストラテックインプラントを植立しました。
しかし、残念ながら左上1部では骨の裂開が生じてしまいました。
そこでスレッドの露出部に人工骨を補填しました。
骨補填部の表面をCGFメンブレンでカバー後、減張切開を加え,粘膜骨膜弁を閉鎖縫合してオペを終了しました。
術後デンタルXP。