最近、ミトコンドリアに着目しています。
出来る限りいつまでも若く健康でありたいと願っている私ですが、老いない鍵はミトコンドリアにある様なのです。老化はミトコンドリアの機能障害でおこるらしい。
ミトコンドリアはほぼすべての細胞に存在しています。ひとつの細胞には200個から1000個程度のミトコンドリアが存在し、人は60兆個の細胞から成り立っていることを考えると私たちの体に存在するミトコンドリアの数は京のオーダーの膨大なものとなります。
私たちの生命活動を支えるエネルギーの産生系は2つあります。ひとつは酸素を必要としない解糖系、もう一つは酸素を必要とするミトコンドリア系です。そして、ミトコンドリア系によるエネルギー産生量は解糖系のそれよりも圧倒的に多いのです。このミトコンドリア系のエネルギー産生に必要な酸素の供給源は呼吸です。
日置正人著 「ミトコンドリア不老術」 2009幻冬舎より
このエネルギー産生に重要なミトコンドリアの機能低下が老化であり、また糖尿病の誘因です。
このミトコンドリアの機能低下は質と量の両方の低下です。ところで、一旦、ミトコンドリアの機能低下が起こると、それはどうにもならないのかというと、うれしいことに鍛錬次第で再び回復するというのです。やった!
その鍛錬法は以下のとおりです。
1 「マグロトレーニング」(持久筋のトレーニング)をすること
2 背筋を伸ばすこと
3 お腹を空かせること
4 「ゆったり」した生活をこころがけること
5 好奇心を持って人生を楽しむこと
大田成男著 「体が若くなる技術」 2010 サンマーク出版より