装着する直前の支台歯です。
右上7は天然歯、右上65はアストラテックインプラントで、アバットメントがスクリューでインプラントの上に接続されています。
右上7に装着するジルコニアセラミッククラウンの内面です。
人工ダイアモンドであるジルコニアの表面に白いセラミックスを焼き付けています。
ジルコニアは金属と同等の強度を有しているので、これをセラミックの裏打ちに使用することで、メタルを必要とせずに強度のあるセラミック冠を作成できます。
したがって金属アレルギーの症例にも使えます。
こちらはセラミックメタルボンドクラウンの内面です。
強い咬合力にも耐えられるよう、内面のメタルフレームの外面に白いセラミックスを焼き付けた構造をしています。
このメタルフレームは、CAD/CAMでブロックのメタルを削り出して作製するので、鋳造時のス(空泡)の混入やろう着といった金属強度を低下させる要因がありません。
したがって強い咬合力にも耐えるので、強く咬めるインプラントの上部にはセラミックメタルボンドクラウンを選択しました。
装着されたクラウンです。
表面は白いセラミックスを焼き付けているので審美的です。
同部のデンタルX線写真。