本日は無歯顎の左上顎臼歯部に3本のアストラテックインプラントを植立しました。
実は、本年の3月にインプラント植立、即時荷重を行ったところ、残念なことに1か月後にインプラントが動揺し始めたため、本年5月にこれを撤去し、創の治癒を待っていたケースです。
インプラント撤去後、3カ月を経過しているので、前回の埋入窩は大部分がほぼ硬い成熟骨で埋め立てられていました。
今回は、通常の方法に従いインプラントを植立し、待時荷重の予定です。
それまで、このようなインプラント部が床内面と接触しないように設計されたテンポラリーのデンチャーを装着し、治癒を待ちます。
最後方臼歯部は上顎洞底までの距離が短いので、埋入窩から垂直的に洞底を挙上するサイナスエレベーションを併用しました。
術後デンタルXPです。