無歯顎の右上顎6,5,4相当部に3本のアストラテックインプラントを植立しました。
上顎洞までの距離が短く、3本ともソケットリフティングを併用しました。
ソケットリフティングは、サイナスエレベーティングともいい、インプラント埋入窩を利用して、上顎洞底を垂直的に挙上するテクニックですが、側方から大きく開洞するラテラルアプローチと比べて、侵襲がはるかに低くなります。
翌日の経過観察では、やはり、ほとんど腫れや痛みは見られませんでした。
患者さんのためを思うならば、低侵襲手術を心がけることは重要です。
特にご高齢の患者様には、安心してインプラント治療を受けて頂けることにつながります。