今日と明日は日本臨床歯周病学会に参加します。
この学会のコンセプト、「われわれが歯を残す」で表現されているように、天然歯の価値を認め、これを極力保存することが歯科医師の使命であることは疑いようがありません。
あらゆる手を尽くしても保存がかなわないとき、残念ながら抜歯となります。インプラントはその代替臓器として極めて有用ですが、あくまでも歯を残すことを最優先とし、そのための治療や予防を最重要視した考え方をとっているのがこの学会です。
昨今、インプラント医療の見直しが行われていますが、正しくインプラントに取り組んでいる歯科医は歯周病の治療や予防に高い見識と技術を持っています。その基本のところを再確認出来るので、毎年、スタッフと共に参加しています。