首都大学東京・大学院教授 星 旦二 著「ピンピンコロリの法則」のすすめる健康長寿の方法は、まさに自分の志向しているライフスタイルだ。適度な運動、適度な睡眠は当然として、お酒は毎日飲んでもよいとか、家にこもらずとにかく外に出ること、交流を増やすこと、病院より美容院に行くこと=見た目は大事であること、仕事を手放すな、財布は自分が握る=経済の自主管理が大切であること、そして大切なのは心の健康、すなわち、自分は健康だと信じること、一病息災的健康感を持つこと、笑顔のある生活、いくつになっても人は進化し成長すると考えていること、そして夢を持つこと。
上にあげた健康長寿の条件は、氏の専門である公衆衛生学調査の結果から導かれた健康長寿者の生活習慣の統計結果であるので信頼していいだろう。
そして、上記の生活信条は、ありがたいことに、すべて私の生活信条と一致している。
だから、もしかすると、私は本当に100歳まで生きるかもしれないな、とひそかに思ったりもする。
実のところ、私は健康長寿の秘訣は、身体面の管理も大切だが、むしろ心の持ちどころの方がもっと大切で、やりたいことをやりたい放題やりぬくことではないかと考えている。
私は興味のあることには、寝食忘れて没頭できる性癖があるのだが(その代わり興味のないことは全然しようとしない)、そのような精神状態で何かに没頭している時、たとえ徹夜をしたとしても、とてもさわやかで幸福な感覚を味わえるとき、そのような状態はおそらく健康にとてもよいことになっているのだろうと思っている。