今日の午後は、明日から開催される第66回日本口腔科学会学術集会の教育講演を受講しに広島にやって来ました。テーマは「Bone Cell Biologyの最前線」。歯科で行われる外科処置は主に骨を対象としたものですから、骨の細胞生物学の最新の知見を勉強することは非常に大切です。
荷重のかかる骨の細胞ネットワークは、非荷重の骨のそれよりもより発達している、という最新の知見は興味深く聴けました。
インプラントを植立後、どの段階から荷重をかけるべきかという疑問に対する細胞生物学的解答は現在のところまだ得られていないので、この方面の学問の進展には着目する必要があります。