1 左下6は高度歯周病で歯根の全周の歯槽骨が喪失しています。
今後、ブリッジを作製する予定を立て、この歯を抜歯しました。
そして、ポンティック部の歯肉の陥没を防止するためにGBRを行いました。
2 先ず、抜歯窩の中央にテンティングスクリューを立てます。
3 そして、抜歯窩の広大なスペースに骨補填材(アパセラムAX)を補填します。
4 表面をBaioMendでカバーした後、減張切開を入れて粘膜弁を閉鎖縫合しました。
減張切開は入れたくないのですが、垂直的な骨造成の場合、閉鎖縫合するためには減張切開は必須なのです。
5 GBR終了時に撮影したデンタルX線写真です。
骨はしっかり補填されていますが、減張切開を入れているため、術後腫脹が避けられないところに胸が痛みます。