1 疲れた時には安藤忠雄の本を読むとよい。元気が出るのだ。
最近、忙しくしていたことと、歯科界の閉塞状況を突破する元気が少し萎えかかったところだったので、本書を読んだのだ。
2 本書に限らず、安藤忠雄の本にはいつも元気づけられる。
学歴も社会的基盤もないところから、世界的建築家になった氏の生き方に、セールスの神髄を感じる。
創り手の熱い魂が人を感動させ、氏に仕事を依頼する行動を起こさせる。
歯科の仕事も建築家の仕事と共通のものがある。
こういう口腔を作り上げたいという情熱が、患者がいようといまいと、勝手にある状況にある口腔を想定し、それに対して治療計画を考案し、プレゼンをし、その優れた面を社会にアピールする。
それは、建築家にも歯科医にも共通する仕事をつくりだす極意だろう。
3 というわけで、僕のオフィスも安藤忠雄建築研究所同様、コンクリート打ちっぱなしだ。
そして、歯周病インプラント研究所の看板を掲げている。
僕も尊敬する安藤忠雄のスピリッツを見習って社会に挑みたい。
歯科の実力の凄さを世に分かってもらうために、生涯かけて挑戦的に生きていきたい。
本日撮影した、高松市花ノ宮町にある中山歯科クリニック外観。