1 右下⑦6⑤に装着したハイブリッドポーセレンブリッジの7番の咬合面の頬側遠心咬頭のチップが発生しています。
二年半前に当院で装着したのですが、最近、チップが発生して当院を再診されたものです。
2 チップの原因を探るため、丸山剛郎先生考案の世界で唯一咀嚼運動を再現できるマスティキュレーター咬合器に模型付着してみました。
3 顎運動分析の結果、左側臼歯部で咀嚼した時に、作業側である左側上下臼歯の咬合面が接触する以前に、非作業側である右下7番頬側咬頭が、右上7番の口蓋側咬頭と接触していることがチップの原因ではないかと考えられました。