1 数か月前に上顎洞底挙上術を行った左上顎洞のCT像です。
インプラント植立のシミュレーションをしようとしたところ、珍しくも、左上顎洞底とグラフトの間に透過像がみられます。
骨がきちんと入っていないということがわかったので、やり直しオペをすることにしました。
2 一度、以前に補填した人工骨を除去し、上顎洞底に残っている肉芽をしっかりソウハしました。
シュナイダー膜が肥厚しており、挙上したはずなのに完全に挙上されていなかった部分が残っていたと想像されます。
3 あらためて人工骨を完全に露出した上顎洞の底面の上に緊密に積み上げて、オペを終わりました。