右上2、1、左上2には高度の歯周病が見られ、左上1は数週間前に当院で抜歯しています。
抜歯した左上1部は著しく歯槽骨が喪失しています。
該当する歯の歯根面ならびに骨面のデブライドメントを徹底して行いました。
左上1は唇側と口蓋側の骨壁が根尖まで吸収しています。
その骨欠損部にハイドロキシアパタイトとFDBAとの混和物を補填しました。
減張切開を加え、唇側の粘膜弁を復位し、閉鎖縫合しました。
左上1歯槽幅は、骨補填材のボリュームで、十分に増大しています。
術後のデンタルXPです。